大飯原発1号炉・加圧器安全弁から一次冷却材漏れで原子炉を手動停止

関西電力の大飯原発1号炉で加圧器安全弁から一次冷却材漏れ事故が発生し,関西電力は1月13日に原子炉を手動で停止する作業に入る.
(www.kepco.co.jp/pressre/2005/0112-1j.html)

1月9日ごろから3台ある加圧器安全弁のうちの1つ(C‐安全弁)の出口温度が高くなっているのが見つかり,一次冷却材が加圧器から漏れていることを示す,加圧器逃し弁タンクの圧力上昇や水位上昇が起きていた.

一旦通常状態にもどったものの,再度上昇し始めたため,関西電力は原子炉を手動で止めると発表した.

*「美浜発電所3号機の2次系配管の点検状況(速報)等について (福井県原子力安全専門委員会提出資料)」の添付資料にも大飯1号炉関連資料
(www.kepco.co.jp/pressre/2005/images/0114-1j_14289_1_21_0114_1_1.pdf)