2017/10/13

10/13 映画『ニュークリア・サベージ』上映会+学習会【東京】

ビキニ水爆実験後のマーシャル諸島島民への極秘被ばく人体実験(プロジェクト4.1)を
追いかけた貴重なドキュメント映画です。ぜひご参加ください。
(2014年に上映した作品の字幕リニューアル版です)
『ニュークリア・サベージ 死の灰をあびせられて
      ―― マーシャル諸島極秘人体実験』
開催日/2017年10月13日(金)
上 映 18:30~(受付18:00)
学習会 20:00~
講 師/豊﨑博光さん(フォトジャーナリスト)
資料代/800円 予約優先(定員50名)<当日参加可>
会 場/連合会館501会議室
千代田区神田駿河台3-2-11
アクセス・新御茶ノ水駅B3出口1分(淡路町、小川町駅もB3出口まで歩く)
・JR御茶ノ水駅 聖橋口 徒歩5分
主 催/国際有機農業映画祭・特定非営利活動法人 原子力資料情報室
協 力/特定非営利活動法人 日本消費者連盟/特定非営利活動法人 日本有機農業研究会
原水爆禁止日本国民会議
予約・問合せ/
国際有機農業映画祭事務局[WEB] www.yuki-eiga.com/contact[FAX] 03-5155-4767

日本有機農業研究会発行の「土と健康」8.9月号に11月16日(日)ニュークリア・サベージ上映会開催の情報が掲載されていますが、間違った情報です。2017年11月16日に当室主催のイベントはありません。

******** 作 品 紹 介 ********
監督/アダム・ジョナス・ホロヴィッツ
2011年/米国/87分/日本語字幕
原題/『Nuclear Savage The Islands of Secret Project 4.1』
URL/www.nuclearsavage.com/
1986年、アダム・ジョナス・ホロヴィッツはマーシャル諸島で最初の映画を撮影し、
そこで目にしたものに大きなショックを受けた。放射性ヤシの実、漏洩する放射性廃
棄物貯蔵施設、過密なスラム。これらは全て米国の植民地時代に受けた、67 回に及ぶ
冷戦期の核実験の影響だ。核実験は島々を吹き飛ばし、人々に壊滅的な打撃を与えた。
20年後、アダムはドキュメンタリー映画“Nuclear Savage”を撮るためにマーシャル
諸島に帰ってきた。米政府によって意図的に放射能で汚染されてから数十年後の島民た
ちの尊厳と生存をかけた戦いを生活に密着して描き出したのだ。この作品は、近年、機
密解除された米政府の公文書や、生存者の証言、非公開だった写真などにもとづき、こ
れまで語られてこなかった物語の真実の姿を明らかにしている。米国の科学者たちがど
のようにして太平洋の楽園を放射能の地獄に変えてしまったのか。そして、マーシャル
諸島の人々が、30年にもわたって死の灰が人体へ与える影響を調べる実験動物として扱
われてきたという事実を。
“Nuclear Savage”は私たちに民主主義の核心を突きつけている。

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講師紹介 豊﨑博光(とよさき ひろみつ)
フリーランスフォトジャーナリスト。
1948年横浜生まれ。1968年に東京写真専門学院報道写真科二部を卒業後、フリーとなる。
返還前の沖縄、在日朝鮮人や韓国人、アメリカの先住民族インディアンなどを取材後、
1978年から日本や世界の核被害者と被曝者、反核・反原発運動などの取材を始める。主
な著書は、『核よ驕るなかれ』(講談社)、『グッドバイ・ロンゲラップ』、『アトミ
ック・エイジ』(いずれも築地書館)、『核を撮る ― あるフォトジャーナリストの旅
日記』(無明舎)、『核に蝕まれる星・地球』(平和のアトリエ)など。共著に、『核
の20世紀 訴える世界のヒバクシャ』(平和のアトリエ)、『写真・絵画集成 核・原
発』(日本図書センター)、『水爆ブラボー』(草の根出版会)など。
1995年12月、『アトミック・エイジ』で「第1回平和・協同ジャーナリスト基金賞」を
受賞する。
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