編集長の独断偏見録 今更ながら地層処分への道筋を問う(2020年9月25日)
西尾漠(『はんげんぱつ新聞』編集長) 高レベル放射性廃棄物の処分方法は、いまは深地層への埋設=地層処分の方針とされているが、それは、かつては否定されていた方法だった。 原子力委員会の廃棄物処理専門部会が1962年4月にま Read more about 編集長の独断偏見録 今更ながら地層処分への道筋を問う(2020年9月25日)[…]
西尾漠(『はんげんぱつ新聞』編集長) 高レベル放射性廃棄物の処分方法は、いまは深地層への埋設=地層処分の方針とされているが、それは、かつては否定されていた方法だった。 原子力委員会の廃棄物処理専門部会が1962年4月にま Read more about 編集長の独断偏見録 今更ながら地層処分への道筋を問う(2020年9月25日)[…]
7月早々、「石炭 火力休廃止」の大見出しが各紙に踊った。3日の閣議後記者会見で梶山経済産業大臣が「非効率石炭火力のフェードアウトに向けた検討」を表明したものだが、読売新聞は2日に報じていた。 石炭火力の休廃止でなく、 Read more about コラム「風車」2020年8月[…]
茨城県議会は6月23日、「いばらき原発県民投票の会」が8万6703筆の署名を付して県に直接請求、知事が提出した、東海第二原発再稼働の是非を問う県民投票条例案を反対多数で否決した。原発・核燃料サイクル施設をめぐる都道府県 Read more about コラム「風車」2020年7月[…]
福島第二原発の廃止が、ようやく決まった。廃止は、まだ続くだろう。歓迎すべき事態だが、脱原発の運動にも重い現実を突きつける厳しい事態でもある。 廃止された原発は、早急に解体作業に入るのが地元住民の意に沿うことなのか、労働者 Read more about コラム「風車」2019年8月[…]
日本経済団体連合会(経団連)が4月8日、「日本を支える電力システムを再構築する」と題した提言書を公表した。原子力については「継続的かつ安全に活用していくというメッセージを明確に発信する必要がある」と政府に求めている。 「 Read more about コラム「風車」2019年5月[…]
編集長の独断偏見録③ 「トリチウム等汚染水」をめぐる言説 pick up 東京電力福島第一原発事故で生じた「トリチウム等汚染水」の環境放出については、『はんげんぱつ新聞』2018年10月号で脱原発福島ネットワークの佐藤和 Read more about 「トリチウム汚染水」をめぐる言説 picK up[…]
編集長の独断偏見録② 北海道ブラックアウトに思う 9月6日午前3時8分ころ、北海道の胆振(いぶり)東部で起きたマグニチュード6.7の内陸型地震が起きた。震源間近の苫東厚真石炭火発2、4号機の停止を引き金にして1号機も止ま Read more about 北海道ブラックアウトに思う[…]
大飯原発訴訟高裁判決にびっくり 編集長の独断偏見録① 2018年7月9日 西尾漠(『はんげんぱつ新聞』編集長) 7月4日午前、原子力規制委員会は、日本原子力発電の東海第二原発が新規制基準に適合しているとする「審査書案」を Read more about 大飯原発訴訟高裁判決にびっくり[…]
トルコ初の原発であるアックユ原発1号機が4月3日、本格着工した。120万kWのロシア製加圧水型炉×4基の計画である。 原発分野では世界初となるBOO(建設、所有、運転)方式が採用され、機器を提供するロスアトム社がつくった Read more about コラム「風車」2018年5月[…]
伊方原発3号機の運転差し止めを求めた仮処分申請の抗告審で2017年12月13日、広島高裁は、18年9月30日までの期限付きではあるものの、「原子炉を運転してはならない」と新たな決定を下した。 火山影響以外の危険性について Read more about コラム「風車」2018年2月[…]