厚労省交渉での要望書(避難区域の拡大等、8項目)に賛同署名を!

3月28日厚労省交渉での要望書に賛同署名を!

 3月28日に行なわれた厚生労働省との交渉を踏まえて、交渉参加者一同から総理と厚生労働大臣に要望書が提出しました。要望書では避難区域の拡大等、8項目を求めています(下記)。

 賛同署名の呼びかけは、下記7団体です。
 ・団体でも個人でも署名できます。
 ・公開質問書の共同提出団体になった168団体にも改めて賛同署名をお願いします。
 ・第一次集約 4月10日 
(緊急を要する項目があるため。最終集約日は後ほどお知らせします) 

 ・この賛同署名をメールやホームページ、ブログなどで広めてください。
  http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature110328/signature110328_1.htm

賛同署名集約:
 美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)

大阪市北区西天満4-3-3 星光ビル3階 TEL 06-6367-6580 FAX 06-6367-6581

ネット署名はこちらから(美浜の会ホームページ)
www.jca.apc.org/mihama/fukushima/signature110328/signature110328_3.htm

◎賛同署名の呼びかけ団体 7団体
グリーン・アクション/玄海原発プルサーマル裁判の会/原子力資料情報室/日本キリスト教協議会/ふぇみん婦人民主クラブ/福島老朽原発を考える会/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)


(2011年)3月28日厚生労働省との交渉を踏まえた要望書

内閣総理大臣 菅 直人 様
厚生労働大臣 細川律夫 様

 3月28日の質疑の総括として、次の事項を要望します。

1.20~30km範囲の「積極的自主避難」は無責任。直ちに避難指示を出すこと。
  線量に応じて避難範囲を拡大すること。

2.今回の事故によって住民に晩発的に現れる生命・健康への影響を明らかにするため、外部被ばく、大気中のヨウ素などの吸入による内部被ばく及び食品・飲料水からの被ばくの全体について、集団被ばく線量を随時計算して公表すること。

3.放射線作業者への基準値引き上げ(250mSv)を撤回すること。

4.モニタリング調査を拡大し公表すること。特に、
 ・各地の土壌汚染について、1平方メートル当たり何ベクレルかを測定し公表すること。
 ・甲状腺の内部被ばく線量を測定し公表すること。測定条件を明らかにすること。

5.直ちに住民の被ばく・健康調査を実施し、長期にわたって健康管理を行なうこと。

6.食品の暫定規制値を緩和しないこと。現行の暫定規制値でも住民に大量の被ばくを強要するものだ。

7.農業・酪農従事者への被害補償、移転補償を行なうこと。

8.全体的に、公衆の線量限度である年1ミリシーベルトを厳守し、それを満たすような措置をとること。

2011年3月28日

  厚生労働省との交渉参加者一同