福島第一3号炉の巨大爆発(その2)
以下の文章は,テレビの映像を見ながらのごくおおざっぱな感想です:
福島第一3号炉の建屋の骨組みが壊れて,残骸のようなものがのこっています.吹き飛んだか,熔け落ちている.大きな火の玉が見えました.
放射能の雲(キノコ雲)が立ち上がりのあとに,大きな塊が数個ぱらぱらの落下している様子が見えました.
俯瞰の映像では,格納容器はみえません.
使用済み燃料のプールはどうなっているのか見えません.
プルトニウム燃料を装荷している3号炉ですから,燃料の融点が通常燃料より低いことから炉心熔融事故の危険が高い性質があります.
周辺の放射線が上昇しています.この爆発でかなりまとまった量の放射能が放出した可能性が高いです.
西風にのった放射能運が海側に流れているため,東京電力の測定は放射能の実際の値を反映していません.
東京におくらている原子炉のデータが信頼できる根拠はないと思います.
原子力資料情報室(東京都新宿区)での放射線の測定結果
AM 12:00 0.05-0.10マイクロシーベルト/時