こんなにおかしいGX法! ワタシのミライはどこへ?再エネ社会から遠のく日本
「脱炭素」を掲げながらも、原子力や化石燃料の推進をさらに強化するための2つの束ね法案(GX推進法案、GX脱炭素電源法案)が国会を通過しようとしています。2022年の夏から年末にかけて、市民参加の機会ほぼなしに決められた「GX基本方針」を具体化するものです。
気候危機への対応は急務、そのためには、再エネ社会へと大きく舵を切る必要があります。ところが、これらの法律によって、原子力や化石燃料利用が認められ、固定化されれば、省エネ・再エネへの移行がむしろ妨げられてしまいます。
ドイツは4月15日、すべての原子炉を停止し、2030年脱石炭、2035年再エネ100%への道を歩み始めています。原発事故を経験した日本が、原発の安全規制をないがしろにし、また化石燃料に頼り続けてよいのでしょうか。迷走する日本の気候・エネルギー政策に、若い世代や市民が声をあげます。
*GX推進法は、投資を促すためのしくみをつくるものですが、原子力や化石燃料関連技術にお金を流すものです。GX脱炭素電源法は、原発の運転延長のほか、原子力規制を骨抜きにする内容を含んでいます。
〇日時:2023年5月23日(火)
〇プログラム及び場所:
院内集会 16:00~18:00 衆議院第一議員会館 多目的ホール
議員会館前アクション 18:30~19:30
〇形式:現地及び+オンライン会議システム(zoomを使用)
〇申し込み:
現地参加:こちら
オンライン参加:こちら
〇プログラム(予定):
・GX推進法案、GX脱炭素電源法案の問題点 ―満田夏花さん(国際環境NGO FoE Japan)
・原子力と再エネのコスト ―松久保肇さん(原子力資料情報室)
・再エネ100%は可能!日本が向かうべき道 ―明日香壽川さん(東北大学教授)
・G7広島サミットへのコメント ―伊与田昌慶さん(350.org Japan)
・研究者・専門家の緊急アピール 緊急アピール ―大島堅一さん(龍谷大学)
・「ワタシのミライ」への思いとメッセージ ―川﨑彩子さん(Fridays for Future Tokyo/Yokohama)
・国会議員からのメッセージ (来場の議員より)
・市民のリレーメッセージ (共催団体などより)
*2つの束ね法案はこちら
・GX推進法案(概要) siryou1.pdf (cas.go.jp)
・GX脱炭素電源法案(概要) siryou1.pdf (cas.go.jp)
第211回 通常国会|内閣官房ホームページ (cas.go.jp)
主催:再エネ100%と公正な社会をめざす「ワタシのミライ」
共催:原子力市民委員会、Fridays for Future Japan、FoE Japan、原子力資料情報室、国際環境NGO グリーンピース・ジャパン、気候ネットワーク、350.org Japan、地球環境市民会議(CASA)、原子力規制を監視する市民の会、市民電力連絡会、クライメート・リアリティ・プロジェクト、Protect Our Winters Japan、パルシステム生活協同組合連合会 ほか