2015/01/24

1/24 「もっかい事故調」オープンセミナー 【原発と大津波―警告を葬った人々―】(東京)

日 時:2015年1月24日(土)13:00-16:30
会 場:文京シビックセンター26階スカイホール
     東京メトロ後楽園駅・丸の内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分
     都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分

講 演:添田孝史さん(サイエンスライター、元朝日新聞科学医療部記者、twitterブログ
資料代:500円

東京電力は、福島第一原発事故の原因は「想定外」の大津波だという。しかし、「大津波」は3.11地震の14年も前に報告されており、決して「想定外」ではな かった。
今回の「もっかい事故調」オープンセミナーは、添田孝史さん(元国会事故調協 力調査員)を講師に、3.11前の津波対策に焦点を当てます。
 
「電力会社は業界に都合のいい専門家を主に集めて、津波想定や対策を検討する。その報告を受け取った保安院は、内容をチェックしなまま、電力会社の「安全性は確保されている」という言い分を鵜呑みにする。その繰り返し。地震学者たちの最新の知見が反映される公正な仕組み、機会はなかった。そして外部から検証できないように、報告書や議事録は情報公開していなかった。東電、電事連、保安院 などによる「密室の合議」の連鎖の中で、原発の津波脆弱性への警告は葬られ、それ ぞれの責任も曖昧にされていった。
―添田孝史著『原発と大津波―警告を葬った人々―』 (岩波新書)から

主 催:もっかい事故調 (世話人 田中三彦)
国会事故調において事故の原因調査をしたメンバー(元委員および元協力調査員)の有志がつどい、事故調査を継続しています。

【連絡・問い合わせ先】澤井正子:090-4422-5394


以下から当日発表資料をダウンロードいただけます。

当日発表資料