1/31 新潟講演集会へのおさそい(登壇者変更)
【やむを得ない事情で発表者の変更がありましたのでご注意ください】
柏崎刈羽原発の6,7号機を再稼働させようという東京電力や国の動きが、さかんに伝えられています。1月22日23日には柏崎市と刈羽村の全員協議会で、東電は進行状況を報告する予定です。一方、再稼働に反対する県内各団体の活動も活発です。
東京電力は新潟県に何の相談もなく、6,7号機にフィルターベント装置を設置して、2013年9月、原子力規制委員会に適合性審査を申請しました。原子力規制委員会は現地調査を何回かおこなっています。
しかし、肝心の原発直下にはたくさんの断層群が見つかっており、最近のボーリング、トレンチ、立坑などの調査によって、原発敷地と周辺の地質・地盤が原発運転の条件に適合しない疑いはますます強くなってきました。
そもそも、3年10カ月前の福島第一原発の事故については、地震と津波の関係をはじめ、未だ、判らないことだらけです。新潟県技術委員会は2013年10月から、6つの課題にしぼって福島原発事故の原因の究明を議論してきました。国会事故調が残した課題を新潟県の技術委員会で取り上げて議論しているのです。泉田新潟県知事は、福島原発事故の原因解明と総括なしには再稼働の審議にはいることはない、と姿勢を明らかにしています。その通りだとおもいます。
私たち、「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」は、この年末に「ニュースレターNo.9」を発行して、現時点における柏崎刈羽原発についての問題点を指摘しました。さらに最新の情報もとり入れてその内容を報告し、会場からの質問にお答えしたいと講演集会を企画しました。
ひとりでも多くのみなさんにお出で頂きたいとご案内するしだいです。
2014年12月25日 井野博満 山口幸夫
主催: 柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会
共催:エコロジーショップみずすまし、柏崎刈羽原発反対地元三団体、
柏崎刈羽原発を考える上越隣接市民の会、原子力防災を考える長岡市民の会、
原発からいのちとふるさとを守る新潟県民の会、原発をなくす新潟県連絡会、
さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト、さようなら原発上越地域連絡会、
上越地区平和環境労働組合会議、脱原発新潟県弁護団、
脱原発をめざす新潟市民フォーラム、東電・柏崎刈羽原発差止め訴訟原告団、
東電・柏崎刈羽原発差止め市民の会、新潟YWCA (50 音順)
日時: 2015年1月31日(土) 13時30分~17時30分
会場: 新潟市万代市民会館、多目的ホール(新潟駅から徒歩7分)
新潟市中央区東万代町9-1
<プログラム>
◯ 開会挨拶・趣旨説明 ・・・井野博満(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会)
◯ 新潟県技術委員会で議論していること ・・・山口幸夫(原子力資料情報室)
◯ 柏崎刈羽原発の地質・地盤調査問題 ・・・武本和幸(原発反対刈羽村を守る会)大野隆一郎(荒浜砂丘団体研究グループ)
◯ 柏崎刈羽原発のフィルターベントによる住民の被ばく ・・・金子貞男(原子力防災を考える長岡市民の会)
< 休 憩 >
◯ 柏崎刈羽原発の地元からの報告と全体ディスカッション ・・・訴訟原告・弁護団、共催団体等からの発言・会場参加者からの発言など
◯ 閉会の挨拶 ・・・菅波完(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会)
問い合わせ: kk-heisa*takagifund.org(*を@にしてください) TEL:070-5074-5985(菅波)