2017/5/12 日印原子力協力協定 衆議院外務委員会可決:抗議声明
2017年5月12日、政府・与党は日印原子力協力協定承認案につき、衆議院外務委員会採決を強行し、可決しました。これに対して、当室も参加する日印原子力協定国会承認反対キャンペーンは下記抗議声明を発表しました。
日印原子力協力協定 衆議院外務委員会可決:抗 議 声 明
本日、政府・与党(自由民主党、公明党)は、「日印原子力協力協定」承認案について、衆議院外務委員会採決を強行し、可決した。
私たち日印原子力協定国会承認反対キャンペーン、ならびに、集会・行動参加者は、この暴挙に抗議する。
本協定は外務委員会における短時間の審議でも明らかな通り、重大な問題点が多数あり、特に戦後70年間の国民による「核廃絶への努力」を踏みにじる内容である。
既に明らかな通り、経営危機下の東芝をはじめとして、日立、三菱重工など原発メーカーは、積極的に海外原発事業へ進出できる状況ではない。
また、インドの原発建設予定地の住民たちの人権と環境を守る反対運動は拡大しており、本日の採決に強い怒りを表明している。
すると本協定の迅速に採決を行う必要なく、本協定に関わるすべての問題の解明、誠意ある政府答弁による慎重な審議が継続されなければならない。
私たちは、本日の採決強行に重ねて抗議し、本協定締結中止のため、今後も国会議員、全国各地の団体や市民と共に闘うことを表明する。
以上
2017年5月12日
日印原子力協定国会承認反対キャンペーン
衆議院は承認するな院内集会 参加者一同
毎週金曜首相官邸前抗議・国会前行動(首都圏反原連) 参加者一同