2026/11/28

高木基金25周年シンポジウム「核・原発、AI時代 ーわれわれはどこへ向かうか。科学技術の『非武装化』とは? 」

 高木仁三郎市民科学基金は25年前の2001年、核化学者・高木仁三郎(1938-2000)の遺言「現代の科学技術がもたらす問題や脅威に対して、科学的な考察に裏づけられた批判のできる『市民科学者』を育成・支援する」を目的に発足しました。
 目的に賛同してくださる多くの支援者の皆様や市民科学にふさわしい助成を選ぶにあたり多方面からお力添えくださる皆様とともに、 “希望を未来につなぐ”営みである「市民科学」の実践へ、2025年度までに日本とアジアの国々での473件の研究活動に2億5093万円の助成をおこなうことが出来たことを感慨深く思います。
 ところがいま、人間のコントロールを超えた科学技術への投資・開発が急速に進み、AI技術を駆使した戦火の広がりや、地球環境の急変は、人類の未来に大きな影を落としています。25周年を機会に、人と自然、科学と技術のあり方を問い直し、文明の転換の必要性をといた高木のメッセージを改めて思い起こしながら、私たちがめざす方向を模索したいと考え、このシンポジウムを開催します。
 第一部では、学生時代に高木基金が助成し、いまもそのテーマでご活躍の3名を迎え、市民科学を実践するうえでの課題やこれからの市民科学者のあり方を、ともに考えます。
 第二部では、「科学技術の非武装化」をキーワードに、核・原子力、そしてAIのような巨大科学技術の開発が私たちに何をもたらすのか、4名の方から講演をいただき、パネルディスカッション形式で、私たち一人ひとりがこれらの科学技術にどのように向き合い、相互に抑圧のない、平和で公正な社会を築き、未来へと引き渡すことができるかを議論します。
 この機会に、ぜひ多くの方のご参加をいただけると幸いです。

〇日時:2026年11月28日(土)10:00〜16:15(開場 9:30)

〇会場:カタログハウス セミナーハウス地下2F /オンライン(ズーム)配信あり

〇お申し込み

会場参加:docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScQvfTI_8_ANPpY5No0Fwp895IS1LEKBZwjVUzDYCDa-1emUw/viewform?pli=1

オンライン:us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Gc9o89v7QAuG_inmC8hE6Q#/registration

〇参加費:無料(会場参加の定員は120名)

〇プログラム

10‐12時

開会の挨拶:河合弘之(高木基金 代表理事)

第一部 |『市民科学者として生きる』 ―高木仁三郎のメッセージを手渡す  
<登壇者>
永野 いつ香さん (NPO法人はまちどり 理事長)
森 明香さん (高知大学 地域協働学部助教)
澤田 慎一郎さん (NPO法人東京労働安全衛生センター 事務局次長)
水藤 周三(高木基金 国内助成プログラムオフィサー) 

モデレータ: 永田 浩三(高木基金 理事)

13‐16時

第二部 | 講演・パネルトーク 

「核・原発、AI時代 ――われわれはどこへ向かうか、科学技術の『非武装化』とは?」 
<登壇者>
内田 聖子さん(アジア太平洋資料センター 共同代表)
畠山 澄子さん(ピースボート 共同代表)
松久保 肇さん(原子力資料情報室 事務局長・共同代表)
飯田 哲也さん(環境エネルギー政策研究所 所長)
<コメント>
高木 周さん(東京大学大学院工学系研究科 教授)
・パネルディスカッション
モデレータ: 村上正子(高木基金 事務局長)

閉会の挨拶: 高木久仁子(高木基金 代表理事)

〇主催:高木仁三郎市民科学基金