2020/03/30

学習会:ALPS処理汚染水について知っておきたいこれだけのこと

学習会:ALPS処理汚染水について知っておきたいこれだけのこと

3月30日に福島県郡山市で学習会が開催されます。オンラインでの参加も可能です。 

 東京電力福島第一原子力発電所で増え続ける「ALPS(多核種除去設備)で処理した放射性物質を含む水」(以下ALPS処理汚染水)について、政府の小委員会は海洋や大気へ放出することが現実的な選択肢だとする報告書をまとめました。これを受け、東京電力は、ALPS処理汚染水の処分案を発表しました。
経済産業省は、地元関係者の意見を聞く会を4月6日に福島市で開くとしています。
 一方、陸上に大型タンクを建設し保管する「大型タンク貯留案」や「モルタル固化案」が提案されていますが、そうした案については十分検討されていません。
「そもそもALPS処理汚染水って何?」「何がふくまれているの?」「トリチウムって安全なの?」「本当に海に流すしかないの?」「漁業者はどのように考えているの?」
 そんな素朴な疑問の数々に答えるための学習会を企画しました。事前にご登録いただければ,、インターネットでの参加も歓迎です。ぜひご参加ください。
※発熱・咳などの症状のある方はご来場はご遠慮ください。

www.foejapan.org/energy/fukushima/200330.html

日 時:2020年3月30日(月)18:00~20:30 (受付開始:17:30)

会 場:福島県教職員組合郡山支部(郡山市桑野二丁目33-9)

内 容 1.「ALPS処理汚染水」の処分をめぐる論点
    2.トリチウムって安全なの?
    3.陸上保管案とモルタル固化案
    4.測定から見えてくること
    5.国際的な動向
    6.私たちにできること
    7.質疑
発言(敬称略)
 佐藤和良(これ以上海を汚さないで!市民会議)
 満田夏花(国際環境NGO FoE Japan)
 伴 英幸(原子力資料情報室)
 川井 康郎(原子力市民委員会規制部会、オンライン参加)
 水藤周三(高木仁三郎市民基金)
 鈴木薫(いわき放射能市民測定室たらちね、オンライン参加)
 鈴木かずえ(グリーンピース・ジャパン、オンライン参加)
参加費:無料
申し込み:オンライン参加の場合は前日までにお申込みください(定員90名)。
参加可能なリンクをお送りします。
pro.form-mailer.jp/fms/b26ebea1192337
会場参加の場合は、申し込み不要です。


共 催:これ以上海を汚さないで!市民会議、ひだんれん(原発事故被害者団体
連絡会)、 国際環境NGO FoE Japan、原子力資料情報室
問合せ:国際環境NGO FoE Japan
Tel:03-6909-5983  E-mail: info@foejapan.org

※汚染水Q&Aをまとめてみました。。以下のリンクからご覧ください。
www.foejapan.org/energy/fukushima/200324.html
(内容)
Q:そもそも「処理水」って何?
Q:「処理水」には何が含まれているの?
Q:トリチウムって何?
Q:トリチウムは安全?
Q:海洋放出しか現実的な手段はないのでは?
Q:大型タンクに保管するというのは、どういうメリットがあるの?
Q:「モルタル固化処分案」とはどのようなもの?
Q:敷地は本当に足りないの?
Q:漁業者は何と言っているの?
Q:もう一度、冷却水に使えないの?
Q:福島県の世論は?
Q:トリチウムの規制はないの?