2011/10/01

10/1高木基金:2011年度緊急助成の中間報告会

高木仁三郎市民科学基金 (高木基金)
『2011年度緊急助成の中間報告会』(10/1(土)都内にて)のお知らせ

高木基金は、今回の福島原発事故を受けて、緊急助成を実施しました。
それぞれの助成研究は現在進行中ですが、下記の通り、中間報告会を開催しますので、ぜひご参加ください。

【開催概要】

日時:2011年10月1日(土)
   開 場 12:30 開 会 13:00 終 了 18:00
  (終了時間は多少前後する場合があります。)

会場:カタログハウスセミナーホール
   東京都渋谷区代々木2-12-2
   JR新宿駅南口から徒歩約10分
   http://www.cataloghouse.co.jp/seminar/map_tsem.html

参加費:資料代 1,000円

申込み:
9月28日(水)までに E-mailかFaxで、お名前とご連絡先を明記してお申し込みください。
申込者多数の場合は、当日参加を受け付けられない場合があります。

連絡先:認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金
     http://www.takagifund.org/
    〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
    Tel/Fax 03-3358-7064
    E-mail info●takagifund.org ●を@に変えて送信してください

【開催の主旨】

高木基金は、核や原子力の問題を在野の立場から批判的に研究し、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志によって設立され、仁三郎の遺産と、基金の主旨に共鳴する一般の方からの会費・寄付を財源として、「市民科学」を志す市民やグループの調査研究・研修を助成してきました。

今年度は、3月11日の東日本太平洋沖地震によって発生した福島第一原発事故を受けて、従来の助成とは別に、5月9日から25日まで、緊急の助成募集を行いました。

ごく短期間の告知、募集となりましたが、全体で31件、応募総額2,577万円の応募があり、選考委員会及び理事会での検討を経て、8件、合計500万円の助成を決定し、すでに実施しています。

それぞれの調査研究は現在進行中ですが、調査研究の進行状況や現時点での研究成果を、早いタイミングで発表していただくことが重要と考え、今回の中間報告会を企画したものです。

ぜひ多くの方に参加していただき、研究の成果に対するご意見やご助言などをお聞かせいただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 なお、今回の緊急助成の原資として、皆様からのご寄付をお願いしています。クレジットカード決済で、高木基金に直接寄付をすることもできるようになりました。
→ http://ht.ly/6iC5p
(高木基金へのご支援は、寄付金控除の対象となります。)

【プログラム・発表者一覧】

12:30 開場
13:00 開会・趣旨説明

13:10~中間報告の発表・前半

◆青木一政さん
 「子どもの生活環境の放射能汚染実態調査と被ばく最小限化」

◆母乳調査・母子支援ネットワーク/村上喜久子さん
 「母乳の放射能検査、福島原発事故による体内被曝」

◆未来につなげる東海ネット 市民放射線測定センター/伊澤眞一さん
 「東海地方・市民放射能測定センターの開設と食品および環境の監視」

◆大島堅一さん
 「福島原発事故による被害補償と費用負担」

15:05~休憩
15:20~中間報告の発表・後半

◆脱原発・新しいエネルギー政策を実現させる会(eシフト)/吉田明子さん
 「エネルギー基本計画の課題分析、市民版基本計画策定、社会ムーブメントづくり」

◆ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン/佐藤大介さん
 「福島原発事故の全容をアジアに伝える?脱原発に向けたアジア連携構築?」

◆ 六ヶ所みらい映画プロジェクト/島田恵さん
 「避難区域の人々の生活環境の変化と意識調査、六ヶ所村民・青森県民の意識調査」

◆ OurPlanet-TV/白石 草さん
 「福島原子力発電所事故をメディアはどう伝えたか」

17:15 全体でのフリーディスカッション

18:00頃 閉会

・やむを得ない事情により、それぞれの報告の発表者が、同じグループの別の方や、共同研究者の方に変更になる場合があります。

・この中間報告会の模様は、翌日以降、Ustreamで配信します。

・当日の報告会終了後に、会場近くで、助成先を囲んでの懇親会を実施する予定です。参加ご希望の方は当日受付でお申し込みください。