2011/10/02

10/2 放射能汚染を許すな!原発はいらない!JCO臨界事故12周年集会

放射能汚染を許すな!原発はいらない! JCO臨界事故12周年集会

日程:2011年10月2日(日)13:00~14:40
   12:30開場/13:00開会/14:10デモ出発?14:40解散

会場:水戸南町自由広場
   http://jiyu-hiroba.com/content/map.html
   茨城県水戸市南町3丁目6(旧ユニー跡地)
   *交通/JR水戸駅から徒歩約20分 (約1・2キロ)
   バスご利用の場合
   水戸駅北口より「大工町」方面行き→『南町3丁目』バス停下車、大工町方面へ徒歩3分

内容:提起・各報告
    集会アピール
    市内デモ(1.1キロ)会場→JR水戸駅近く(解散)

1999年9月30日に起こったJCO臨界事故で、当時、3人の労働者が大量の放射線を浴び、そのうち2人が壮絶な死を遂げました。さらに600名を超す人々がヒバクさせられ、30万人もの屋内退避を招きました。あれから12年、「事故を忘れてはならない。風化させてはならない」と訴えてきました。

しかし、残念なことに3月11日の東日本大地震は、地震と津波で多くの命と生活基盤を根こそぎ奪い取る未曾有の被害をもたらし、福島第一原発での原子力災害が発生しました。
事故は私たちが指摘してきた原子力災害と地震災害が複合する原発震災が現実のものとなり、電源喪失、メルトダウン、水素爆発などを通して莫大な放射性物質を日本はもとより世界中にばらまき、事故はチェルブイリ原発事故と同様のレベル7という最悪の状況をつくり出し、いまも収束に至っていません。今回の事態が発生したことに対し、JCO臨界事故の教訓を訴え、脱原発の運動に取り組んできた私たちは、強い憤りを感じざるをえませんし、放射線被曝の健康への影響を考える時、早急な対策と支援が求められていることを訴えなければなりません。

同時に3月11日の大地震後、茨城県東海村にある東海第二原発では、「原発は安全に停止」という報道の影で、外部電源の喪失、大津波によりディーゼル電源3台のうち1台が喪失する重大事故が発生していました。津波があと70cm高く、残り2台のディーゼル電源も失えば、福島第一原発と同様の事態が首都圏を襲いました。
このような事故が発生したなかで、今年開催する「JCO臨界事故12周年集会」は、いまも続く福島第一原発事故の被災者の声、被曝の事実を訴え、東日本各地で発生した災害と原発事故の教訓から脱原発を大きく世間に訴えていかなければなりません。そして、地震停止後に定期点検を進めている東海第二原発の再稼働やプルサーマル計画を完全に断念させ、すべての原発の廃炉を求めていく集会として下記の通り開催いたします。9月から取り組みが続きますが、ぜひとも多くの方々の集会へのご参加をよろしくお願いいたします。

主催:原水爆禁止日本国民会議(平和フォーラム)、原子力資料情報室、茨城平和擁護県民会議、反原子力茨城共同行動

*連絡先/茨城平和擁護県民会議 電話 029-221-6811