緊急報告集会「政府の原発回帰政策と川内原発延長運転の危険性」
鹿児島県では、川内原発の運転延長の問題について、昨年新たに設置された分科会で、老朽原発の危険性や安全点検の課題を検証してきましたが、4月に委員の反対意見を反映しないまま「九州電力の特別点検や劣化状況の評価などが『適正に行われていることを確認した』とする報告書がまとめられました。今後は県として、運転延長にどのような意見を出すかが焦点となります。
これに関連して、当室の松久保肇事務局長が、5月28日に鹿児島で開催の報告集会「政府の原発回帰政策と川内原発延長運転の危険性」(原子力市民委員会主催)に出席し、発表します。鹿児島市やその近郊にお住まいの方は特にご参加ください。
〇日時:2023年5月28日(日)14:15開場、14:30開始、16:45終了
〇場所:鹿児島市国際交流センター 多目的ホール(200名)
〇プログラム:
● 趣旨説明
● 報 告「 岸田政権のGX=原発回帰の問題点 」
/ 松久保 肇(原子力資料情報室 事務局長、CCNE委員)
● 解 説「 川内原発延長運転の危険性と鹿児島県の分科会で明らかになった課題 」
/ 後藤 政志(元東芝 原発設計技術者、CCNE委員)
● 質疑応答・ディスカッション
● まとめ
〇参加費:無料
(当日はライブでの配信は行いませんが、会場での報告・質疑応答の状況は録画し、後日、原子力市民委員会のYouTubeで公開する予定です。)