7月27日の柏崎・刈羽原発
7月27日の柏崎・刈羽原発
報告:伴英幸
社民党第3次調査団に同行して7月27日に柏崎刈羽原発を視察してきた。この視察の第一の目的は、第2次調査(同22日)のときに見せることを拒否した5~7号炉の海岸側でした。ここには取水口があるところ。この場所はマスコミにも公開をしていなかった。東京電力の視察対応者が一度も入ったところではないから見せられないという理由にもならない理由で拒否したとのことであった。そこで、25日に東京電力に乗り込み再度公開を要求して実現した。
写真にもあるように、道路が数十センチ海岸側へずれている。片車線はすっかり削られていた。この工事を進めていたために前回の視察を拒否したようだ。しかし、なぜ片車線のみ削り取ったのだろうか?おそらく道路の亀裂や盛り上がりなど、8センチはあろうかと思われる舗装がずたずただったに違いない。激しい損傷を見せたくなかったといわざるを得ない。
さらに、6号機海岸側では冷却水配管の工事らしきものが急ピッチで行われていた。写真では管が一つしか映っていないが、左奥に同様のものがもう一つ置かれていた。地震前に行われていた検査や工事は一切中止していると東電は説明している。では、この工事らしきものは何のためなのか、現場の説明では「地震とは関係ありません」???
さらに、6~7号炉の間あたりの陸側道路は大きく波打っていたい。すでに補修されて道路のへこみはそれほどでもないようだが、痕跡は路肩に明確に表れていた。すざましい揺れをほうふつとさせた。
リーフレット『地震大国に原発はごめんだ』 PDF
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