2004/10/20

「原子力委員会の長計についてご意見を聴く会」(青森)について

青森の20の市民団体から原子力委員会へ、長計に関するヒヤリング開催の要請を行ってきましたが、各方面のご尽力により、下記のような形になりました。市民側のパネラーに関しては、現在調整中です。

■「原子力委員会の長計についてご意見を聴く会」

日 時:10月20日(水)午後5時(5時半開始を改めて申入れています)
場 所:青森グランドホテル(青森駅前)
発言者:6名(市民から3名、原子力委員会3名)
パネラーの発言は概ね 各2回で80分間程度を予定
会場発言:30分程度

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原子力開発利用長期計画策定会議 議長・近藤駿介様
原子力開発利用長期計画策定会議 委員各位

2004年9月9日

核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団/核廃棄物搬入阻止実行委員会/青森県生活協同組合連合会/青森県保険医協会/核燃料サイクル施設問題青森県民情報センター/核燃から郷土を守る上十三地方住民連絡会議/核燃から海と大地を守る隣接農漁業者の会/六ヶ所牛小舎/グリーン・アクション六ヶ所/花とハープの里/ネットワークみどり/核の中間貯蔵施設はいらない!下北の会/核燃いらないわ三沢の会/核燃を考える住民の会/核燃いらない十和田ネットワーク/核燃止めよう浪岡会/核の再処理はイラナイ・八戸の会/放射能から子どもを守る母親の会/弘前脱原発・反核燃の会/核燃を勉強する会

 長計会議での原子力政策に関する活発な議論については、私たちの地元青森県のマスコミでも紹介され、核燃サイクル立地県の住民として非常に注目しています。
 それは、今回の長計改訂作業の最大のテーマが、私たちの地元青森県にある六ヶ所再処理工場を中心とする核燃料サイクル問題となっているからです。総額19兆円以上にも上るとされるバックエンドコスト問題や、使用済み核燃料の直接処分に関する試算隠しなど、核燃料サイクルをめぐる状況の大きな変化や、昨今の原子力行政策に対する信頼の失墜に、私たち青森県民は不安と共に重大な関心を持たざるを得ません。
 青森でも、六ヶ所再処理工場の計画推進をめぐって様々な議論や動きが活発になっています。再処理工場のウラン試験をめぐる議論にも賛否両論あり、多くの県民の間で、不安と疑問の声が挙がっています。
 さらに私たち青森県民が懸念するのは、私たちの将来を決定づけるような重要な問題が地元の多様な意見を踏まえる機会を持っていないことです。今回の長計策定会議は、今まで見る限り、東京ばかりでの開催となっており、傍聴も簡単にはできないのが現実です。会議には青森県に関連する委員が選ばれたり、三村知事からの意見聴取が予定されているようですが、残念ながら県内の多様な意見を求めるものではありません。
 青森県の将来はどなるのか、多くの県民は地元の声を改訂作業に反映させることを強く願っております。そのため私たちは、策定会議の地元青森での早期のヒヤリング開催を強く要請いたします。

以上

以上20団体連絡先:
核廃棄物搬入阻止実行委員会