2015/07/30  ~ 2015/07/31

【講師変更のご案内】7/30 原子力資料情報室 第87回 公開研究会 インドの原発事情を学ぶ会2(東京)、(7/31 原発輸出反対! 国際連帯シンポジウム)

 先日来ご案内しています原子力資料情報室が開催する公開研究会「クマール・スンダラムさんのお話しをききインドの原発事情を学ぶ会2 ~インドへの原子力輸出と脱原発運動~」(7月30日開催、連合会館)、講師予定のクマール・スンダラムさんのご家族がデング熱に感染してしまい、予定通りに出国できなくなりました。
 ただ、日印の原子力協力協定交渉は、重要な局面に差し掛かっており、日印原子力協定が持つ問題を確認することは意味のあることだと考えますので、公開研究会は中止いたしません。
 何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

 


 

原子力資料情報室 第87 回公開研究会

クマール・スンダラムさんのお話しをきき
インドの原発事情を学ぶ会2
~インドへの原子力輸出と脱原発運動~

 

日時 2015年7月30日(木) 18:30~
会場 連合会館 5階 501会議室
(東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
資料代 800円
(通訳あり・予約不要・どなたでもご参加いただけます)

 昨年12月の公開研究会で日印原子力協力協定についてお話しくださったインドのクマール・スンダラムさんが再び来日されます。
 最近の報道によれば、日本が輸出した資機材を使用した原発から取り出した使用済み燃料を再処理し、インドの核兵器開発に利用することを容認してしまう方向です。そんなことを許せば、核兵器廃絶どころか、いっそうの核拡散を招くことは必至です。
市民運動や脱原発運動を進めることが非常に厳しいインドで活動を続けるクマールさんから、インドの原発事情をうかがいながら、原発輸出を止めていくための連帯を深めていきたいと思います。
 ぜひご参加ください。

主催:特定非営利活動法人 原子力資料情報室

〒162-0065 東京都新宿区住吉町8番5号 曙橋コーポ2階B

TEL.03-3357-3800 / FAX.03-3357-3801 / [mail] cnic@nifty.com

協力:原水爆禁止日本国民会議

 

昨年の公開研究会の様子はこちらからご覧になれます。 

なお、当室は、交渉中の日印原子力協力協定において日本がインドの再処理を容認する方針であるとの報道を受け、声明「日本はインドの原子力政策に加担するべきではない」を発表しました。こちらもぜひお読みください。

 


 

 

■原発輸出反対! 国際連帯シンポジウム

日時 2015年7 月 31 日(金)18:30~21:00

会場 東京都中央区立産業会館

参加費 500円

 

<パネリスト>

クマール・スンダラム (インド:CNDP〔核廃絶と平和のための連合〕国際キャンペーン担当)

福永正明(岐阜女子大学客員教授、南アジア研究センター センター長補佐)

佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局)

 

主催:コアネット

協力:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン

 

6月19日、東京新聞は「日本からインドへの原発輸出を可能にする目的で進めている原子力協定交渉で政府は、日本製原発の使用済み核燃料の再処理を認める方針を決め、インド側に伝えたことが18日わかった」と報じました。

これは、核拡散防止条約(NPT)未締結でありながら「核保有国」となったインドが再処理を容認され、その結果生成されるプルトニウムの軍事転用=核兵器増産の危険性が強まることを意味します。つまり、日米の原発メーカーがその売り込みのためにインドに対して、事実上の「核保有国」のお墨付きを与えるものに他なりません。日印原子力協定は、安倍首相が訪印する際にモディ首相との会談の場で調印されると考えられますが、その時期は早ければ今秋とも言われています。

日本では昨年11月、原発メーカーの事故責任を免罪するCSC(原子力損害の補完的な補償に関する条約)が国会承認され、インドでは 2015 年1 月、原発メーカーのインド進出の足かせになっていた賠償責任を原発メーカーにも負わせる「インド原賠法」を骨抜きにする原子力保険プール制度が創設されることになりました。

この度、日印原子力協定締結阻止が緊迫する情勢下で、スンダラム氏をお迎えして、シンポジウムを開催します。ぜひご参加ください。

 

東京都中央区立産業会館:

都営浅草線 東日本橋駅 B3かB4出口 4分

都営新宿線 馬喰横山駅 地下通路経由 B4出口 5分 

JR総武快速線 馬喰町駅 東口改札経由

  JR出口⑥の先にある地下歩道出口C1 6分 

JR総武線 浅草橋駅 東口 7分