9月25日、広島高等裁判所は、四国電力伊方 原発3号機の運転差し止めを命じた昨年12 月の広島高裁による仮処分決定を取り消しま した。これを受け四国電力は10月27日に3 号機を再稼働させようとしています。
これまで問題となっていた熊本県・阿蘇山の 巨大噴火による被災のおそれの他にも、伊方 原発の近くに走る中央構造線断層地帯におけ る直下型地震の問題があり、これまでの地震 の想定は不十分との指摘があります。さらに 佐田岬半島のつけ根にある同原発でひとたび 過酷事故が起これば、半島先端の住民は、道 路など交通手段の寸断、電気・通信手段の遮 断や混乱などにより安全に避難できるのか危 惧されます。
さらに、放射性廃棄物の処理処分のメドも立 たない中で、原発を動かすことによって放射 性廃棄物を増やし続けることは問題の解決を 先送りするだけです。 これ以上危険な原発の再稼働を許してはなり ません。私たちは再稼働(営業運転)前日の 26日に国会前での抗議行動を行います。皆 さまも共に、怒りの声を原発を推進する政府・与党にぶつけましょう。

日　時： 10月26日（金曜日）13時〜14時
場　所： 衆議院第二議員会館前
（地下鉄丸ノ内線・千代田線「国会議事堂前」徒歩3分／地下鉄半蔵門線・有楽町線・南北線「永田町」徒歩2分
主　催： さようなら原発1000万人アクション実行委員会