2011/09/15

動画・当日資料UP★9/15院内学習会:原発のストレステストの問題点

【VIDEO】
www.ustream.tv/recorded/17427519

【当日資料】UPしました。

1.ストレステスト 今、何が行われようとしているのか?[PPT]
 /プラント技術者の会

2.EUストレステスト仕様書
 /翻訳:プラント技術者の会

3.保安院作成の計画書
News Release
www.meti.go.jp/press/2011/07/20110722010/20110722010-1.pdf
別添1
www.meti.go.jp/press/2011/07/20110722010/20110722010-2.pdf
別添2
www.meti.go.jp/press/2011/07/20110722010/20110722010-3.pdf

4.「ストレステスト」および柏崎刈羽原発の運転再開についての見解
 /プラント技術者の会、柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会

5.安全を確保するためのストレステストに関する申し入れ
 /原子力資料情報室


院内学習会
原発のストレステストの問題点原子力資料情報室Ustrem中継画面

日時:2011年9月15日(木)17時?19時

会場:衆議院第二議員会館 多目的会議室(1F)
   http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

問題提起:
川井康郎(プラント技術者の会)
井野博満(柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会)
山口幸夫(原子力資料情報室共同代表)

※一般の方もご参加いただけます。16:40頃より衆議院第二議員会館入り口で通行証を配布いたします。事前申込の必要はありません。

※当日は下記チャンネルにてUstream中継を行う予定です。
 http://www.ustream.tv/channel/cnic-news

原子力安全・保安院は7月22日、定期検査後の原発の再稼働前にストレステストを行って安全を確認するとして、その実施計画を提示しました(保安院文書にはストレステストの名称は使われていません)。これに基づき、各電力会社は「ストレステスト」を実施しつつあります。
福島第一原発の事故を受けたいま、原発の安全は十二分にも確認されなければなりません。実施されつつあるストレステストで果たして十二分の安全が確保されるのでしょうか? はなはだ心もとないと言わざるを得ません。

EUではストレステストの仕様書が5月13日に公開されています。ここでは、技術的な視点からの網羅性も高く、責任主体や手続きも明快、何よりも公開セミナーなどでEU市民の理解を得るべく「公開と透明性の原則」が強く謳われています。

これに対して日本の計画書は、EU仕様書をベースとしているものの、意図的な改ざんが随所に見られます。このことは、当局に福島事故の当事国としての真摯な反省や危機感、更には国民に対する誠実さというものが大きく欠如しているものと言わざるをえません。

今回の情報提供では、ヨーロッパでのストレステストと比較しながら、日本のストレステストのあり方を問います。問題提起は「プラント技術者の会」のメンバーが行います。同会はプラントエンジニアリング企業のOBならびに現役技術者たちの会です。

主催:プラント技術者の会、NPO法人原子力資料情報室、柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会

連絡先:原子力資料情報室(03-3357-3800)