筑西市の環境を考える会学習会「わかりやすい『核のゴミ』問題」
9月8日に開催される筑西市の環境を考える会学習会「わかりやすい『核のゴミ』問題」に当室の高野聡が登壇します。ぜひご参加ください。以下、主催団体の広報文です。
原子炉で核燃料のウランを燃やすと、燃え残りのウランとともに別の放射性物質が出来ます。これらの物質から核燃料を再処理した後の残る物質は、「放射性廃棄物」あるいは「核のゴミ」と呼ばれます。核のゴミは、有害な放射線を長期間出し続けるので、管理と処分が困難です。核燃料の再生処理はいまだに見通しが立っていません。
核のゴミは、耐熱ガラスと混ぜてステンレスの円筒に納められ最終処分の方法や処分地が決まるまで中間貯蔵されます。東海第2原発に隣接する日本原子力開発機構の再処理施設では、このガラス固形化の作業が中断され、不安定な状態で冷却管理が続けられています。
私たちは、これら有害で危険性のある核のゴミをこのまま増やし続け未来の子供たちに大きなツケを残していいのでしょうか。
核のゴミ問題を基本から学び、これからの日本の将来を考える講演を、原子力資料情報室の高野聡さんにお願いしました。高野さんは22年4月から経済産業省の審議会「特定放射線廃棄物小委員会」にごく少数の脱原発の立場から委員として入っておられます。
原発問題の原点である捨て場のない放射性廃棄物についての理解を深め、これからの活動の指針としたいと思います。
〇日時:2024年9月8日(日)13時30分~16時10分(13時開場)
〇場所:筑西市立中央図書館視聴覚室(筑西市下岡崎1丁目11-1)
当日は旧市役所跡駐車場をご利用ください
〇講師:高野聡(原子力資料情報室)
〇参加費:無料
〇主催:筑西市の環境を考える会、いばらき原発県民投票の会筑西支部
〇協賛:福島の子供達とつながる茨城保養の会