2014/04/12

4/12 『福島を忘れない! 止めよう柏崎刈羽原発再稼働!』東京集会(東京、千代田区)

手を結び、力を合わせて柏崎刈羽原発の再稼働を阻止しよう 

柏崎刈羽原発運転差止め訴訟原告・弁護団、市民の会から、首都圏との連帯集会を呼び掛けたい。柏崎刈羽原発の再稼働を阻止するためには何が必要か、多くの方と認識を共有したいと思う。

私たちが昨年、原子力安全対策課との交渉で安全協定に基づく事前了解の必要性を提起して以来、フィルタベント装置の設置を焦点に知事と東京電力のあいだで再稼働の主導権争いが続いてきたが、「住民の被ばくが許容できないと明らかになった場合は(適合申請の)承認は無効になる」と事実上、東電の敗北に終わった。

技術委員会では「ベントと避難計画との整合性」の議論が続いており、3月中に放射性物 質拡散シミュレーションを行うことになる。6号機の希ガスのソースタームは 4,800 万兆ベクレルを超えおり、有機ヨウ素はフィルタで除去できない。炉心溶融時のベントが「許容できない」ものであることは明白である。

一方、適合性審査で断層調査が始まった。原子炉直下の断層、真殿坂断層、寺尾断層の活動性が審議の焦点となっており、国・東電と積年の断層・地盤論争を続けてきた反対運動にとっても天王山を迎えることになる。裁判闘争は今後、断層の活動性についての論証を本格的に行う。真殿坂断層や寺尾断層についての県内研究者の調査は、「褶曲運動は、阿多鳥浜テフラ(24 万年前の火山灰)降下以降の活動はない」とする東電の評価を覆す有力な論拠となるに違いない。手を結び、力を合わせて東電を追い詰めよう。

 

●日時:2014年4月12日(土)14時~17時(13時30分開場)
●場所:日比谷図書館コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1-4)
● 内容
①柏崎刈羽原発を巡る今日の状況
②原告・弁護団の訴え
③裁判支援要請
④首都圏住民の決意
⑤東電本社前までのデモ(予定)

●主催者:柏崎刈羽原発運転差止め訴訟原告・弁護団/柏崎刈羽原発運転差止め市民の会
新潟市中央区白山浦1-238-6
tel/fax 025-288-6611

●柏崎刈羽原発運転差止め市民の会入会案内はこちらからダウンロード頂けます。