2015/08/05  ~ 2015/08/08

8/5(広島)、8/8(長崎) 上映会 ニュークリア・サベージ 極秘プロジェクト4.1 の島々

上映会
ニュークリア・サベージ
極秘プロジェクト4.1 の島々
Nuclear Savage The Islands of Secret Project 4.1

 

被爆70周年原水禁世界大会のサイドイベントとして、ビキニ水爆実験後のマーシャル諸島島民への極秘被曝人体実験(プロジェクト4.1)を追いかけた貴重なドキュメント映画を上映します。上映後にフォトジャーナリストの豊崎博光さんのお話を伺います。ぜひご参加ください。

●広島大会 ひろば16
8/5(水)14:00~16:30 (定員100 人)
RCC文化センター 7F(広島市中区橋本町5-11 Tel:082-222-2277)

●長崎大会 ひろば15
8/8(土)14:00~16:00 (定員100 人)
長崎県勤労福祉会館4F第2・3中会議室(長崎市桜町9-6 Tel:095-821-1456)

 

 


あらすじ 

 

 1986 年にアダム・ジョナス・ホロヴィッツはマーシャル諸島で彼の最初の映画を撮影し、太平洋の真ん中の元の米軍植民地で目にしたものにショックを受けた。放射性ヤシの実、漏洩する放射性廃棄物貯蔵施設、過密なスラム、これらは全て67 回に及ぶ冷戦期の米軍の核実験が島々を蒸発させ、全ての人々に壊滅的な打撃を与えたことによる結果だった。
 20 年後、アダムは、この数々の賞を受賞した政治的・文化的なスキャンダルを暴露する“Nuclear Savage”と題したドキュメンタリーを撮るためにマーシャル諸島に帰ってきた。“Nuclear Savage”は、米政府が意図的に行った放射能汚染から数十年後の、島民たちの尊厳と生存をかけた戦いを生活に密着して描き出す。
 近年機密解除された米政府の公文書や、生存者の証言、これまで公開されてこなかった写真などにもとづき、これまで語られてこなかった、この真実の物語は、米国の科学者たちがどのようにしてこの太平洋の楽園を放射能の地獄に変えてしまったのかを明らかにする。マーシャル諸島民は30年にわたって、死の灰の人体への影響を調べるための実験動物として扱われてきた。“Nuclear Savage”の衝撃的な物語は、私たちの民主主義の核心を突き刺すものだ。