12/5 日米原子力協定とプルトニウム問題にかんする訪米団院内報告会【国会議員とともに、今後の取り組みを考える】
12/5 日米原子力協定とプルトニウム問題にかんする訪米団院内報告会
【国会議員とともに、今後の取り組みを考える】
- 日 時: 2017年12月5日(火)17:00~18:30(16:30開場)
- 会 場: 衆議院第二議員会館 第二会議室
- 参加費: 無料
- 定員:30人(要予約 ご予約はこちらから)
- 言 語: 日本語
- 主 催: 新外交イニシアティブ(ND)・原子力資料情報室(CNIC)
日米の原子力協力の基礎となる日米原子力協定は2018年7月に満期を迎えます。日本はこの協定に基づき、非核兵器国で唯一使用済み燃料の再処理を行ないプルトニウムを取り出しています。分離済みの日本の保有プルトニウムは47トン。核弾頭換算でおよそ6000発分のプルトニウムが国内外に保管されています。さらに2018年には年間8トンのプルトニウムを分離する六ヶ所再処理工場の稼働が予定されています。
北朝鮮の核兵器問題が深刻さを増す一方で、韓国や中国が民生用の再処理実施に意欲を示しています。北東アジアにおける再処理技術の拡散とプルトニウムの蓄積は、世界と地域の緊張の激化と世界の平和に大きな影響を与えます。
原子力資料情報室(CNIC)と新外交イニシアティブ(ND)は、9月10日から15日にかけて共同で日米原子力協定とプルトニウム問題に対する米国側の関心を喚起すべく訪米団を派遣し、米議会への働きかけやシンクタンクでのシンポジウムなどを行ないました。この訪米では多くの有識者から日本の再処理政策に懸念が示されました。
10月に一度、訪米報告会は行いましたが、選挙が終わったこの段階で、訪米を共にした議員の方や、また、この問題に関心のある議員の方に多くご参加いただきながら、今後の方針を議論する会にしたいと思います。
●登壇者:
・逢坂誠二(衆議院議員、立憲民主党)
・三上元氏(元湖西市長)
・猿田佐世(新外交イニシアティブ(ND)事務局長・弁護士(日本・ニューヨーク州)
・松久保肇(原子力資料情報室・事務局長)
ほか