原発被曝労働者・JCO臨界事故被害者の救済に向けた市民と議員の院内集会、政府交渉[2010/2/8]【終】
原発被曝労働者・JCO臨界事故被害者の救済に向けた市民と議員の院内集会、政府交渉
日時:2月8日(月)13時~ 【終】
場所:衆議院第2議員会館 第4会議室
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
日本で原発が運転開始されて40年が経過しました。原発推進の中で30万人を超える原発労働者が、劣悪な環境で、危険で有害な放射線被曝労働に従事してきました。
原発被曝労働者の労災補償は申請20件、認定10件に過ぎず、健康被害のほとんどが放置されたままです。
2003年~08年にかけて、長尾さんの多発性骨髄腫、喜友名さんの悪性リンパ腫労災認定を全国の運動の力で勝ち取りました。また、昨年これら2疾病を放射線業務の労災補償対象疾病リストに追加させることができました。(労規則35条別表)
原発推進政策は日本でも原子力事故の被害者を生みだしました。JCO臨界事故から10年、現地を中心に、風化を許さず、健康被害の補償を求め、住民健康診断を継続させてきました。
「喜友名さんの労災認定を支援する会」の責任7団体は、運動の成果を引き継ぎ、原発被曝労働者・JCO臨界事故被害者の救済に向けて取り組みます。
皆様のご協力をお願いします。共に、運動の輪を広げていきましょう。
最初の行動として2月8日に市民と議員の院内集会と対政府交渉を行います。(詳細は下記)
当日は、島根原発・敦賀原発で30年前に被曝労働に従事し、心筋梗塞で労災申請中の梅田さんが参加され、申し立てされます。厚労省に徹底調査と労働者保護の行政を行わせましょう。
■プログラム
2月8日(月)
13時~14時
1.市民と議員の院内集会
14時~16時
2.政府交渉
申し入れ書提出、紹介議員の意見表明
梅田さんの申し立て、厚労省との質疑
厚労省・文科省との質疑(下記課題について)
・健康管理手帳の交付
・労災認定例示疾病の拡大
・放射線管理手帳への労災補償関連法規の記載
・労災の審査情報等の公開
・長尾原子力損害賠償裁判への文科省補助参加の中止
・労働環境の改善・被曝低減
・JCO臨界事故被害者の健康診断継続と健康被害補償
16時~17時
3.参加者の交流会
■よびかけ
原水爆禁止国民会議、原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会、反原子力茨城共同行動、双葉地方原発反対同盟、関西労働者安全センター、原子力資料情報室、ヒバク反対キャンペーン
■連絡先
渡辺美紀子(原子力資料情報室 Tel 03-3357-3800)
建部暹(ヒバク反対キャンペーン Tel 0790-66-3084)
■国会内連絡先 服部良一事務所(社民)(Tel 03-3508-7056)
★ 労災認定の枠をさらに拡げるために「本省に直接訴えたい」梅田さんの思いを実現させよう
cnic.jp/877
★ これらの行動にご支援とご賛同をよろしくお願いします。
→賛同について 詳細はこちら
cnic.jp/878