4/15 16:00~Ust中継:文部科学省の『放射線等に関する副読本』を読む
【VIDEO】http://www.ustream.tv/recorded/21858567
2012年4月15日(日)16:00~下記の通りCNIC Ustreamチャンネルにて配信を行います。ぜひご覧下さい。
テーマ:文部科学省の『放射線等に関する副読本』を読む
― これで子どもたちを放射能から守れるの? ―
お話:吉井友二さん(高校教員、原子力教育を考える会)
●中継画面: http://www.ustream.tv/channel/cnic-news
福島第一原子力発電所の事故を受けて、文部科学省は新たな 『放射線等に関する副読本』を作成し、全国の小・中・高校へ配付しています。
文科省はその目的を「放射線や放射能、放射性物質について学び、自ら考え、判断する力を育むことが大切」としています。しかし教育の現場からは、この『副読本』には、多くの問題のあることが指摘されています。
「原子力教育を考える会」の吉井友二さんから、『副読本』の内容をご紹介いただき、その内容を検討します。
1)文部科学省の『放射線等に関する副読本』とは?
2)『放射線等に関する副読本』の内容とその問題点
3)福島第一原子力発電所事故をどう扱っているのか?
4)教育現場での放射線教育の現状について
★原子力教育を考える会 よくわかる原子力
http://www.nuketext.org/
【参考資料:文部科学省HPから】
■放射線等に関する副読本
www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/detail/1311072.htm
保護者、学校関係者の皆様へ
東京電力株式会社福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質が大量に発電所の外に放出されてしまいました。
このような特別の状況に国民一人一人が適切に対処していくためには、まず、放射線等の基礎的な性質について理解を深めることが重要であると考え ます。特に、この困難な事態を克服し、日本の将来を担わなければならない子ども達においては、小学校・中学校・高等学校の各段階に応じて、放射線 や放射能、放射性物質について学び、自ら考え、判断する力を育むことが大切であると考えます。
そのため、文部科学省では、この度、学校教育における指導の一助として使用していただくため、放射線等に関する副読本を作成しました。
この放射線等に関する副読本は、小学校・中学校・高等学校等における指導の場面での活用を念頭に作成していますが、幼稚園の教員、子ども達の保 護者、地域社会や学校周辺のコミュニティの皆様など多くの方々にも分かりやすく読んでいただけるものと思い、幼稚園やPTA関係団体、公民館や図 書館への配布を行うこととしています。
できるだけ多くの方々に本書をご活用いただくことにより、放射線等についての基礎的な性質について理解を深め、今回の未曾有の事態に的確に対処 するための一助としていただければ幸いです。
平成二十三年十一月
文部科学大臣 中川 正春
■放射線等に関する副読本掲載データ
www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/attach/1313004.htm