原発の老朽化はこのように 圧力容器の中性子照射脆化を中心に

基本情報

編著 原発老朽化問題研究会
発行 原子力資料情報室
発行日 2023年5月15日
定価 1500円
会員価格 1300円(送料込)
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概要

著者:原発老朽化問題研究会
協力:老朽原発40年廃炉訴訟弁護団、老朽原発40年廃炉訴訟市民の会
編集・発行:原子力資料情報室
発売元:アグネ技術センター
発行日:2023年5月15日 初版1刷 [A5判・224ページ]

追加情報

運転期限撤廃の危うさを深く知るための必読書

高浜原発1,2号炉、美浜原発3号炉の40年廃炉訴訟において原発老朽化問題研究会が作成した中性子照射脆化の問題を論じた意見書を核に構成しました。

圧力容器の中性子照射脆化という専門的内容
「むずかしいことをやさしく」伝えるための4つの工夫
・全体を一覧できる「見取り図」
・弁護士による「解題」
・専門用語の丁寧な「注記」
・市民の質問に回答「Q & A」


【お詫びと訂正】
本書22ページ及び123ページに下記のとおり誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

図表中の「熱伝導率」を「熱伝達率」に訂正いたします。
「原発の老朽化はこのように」正誤表PDF

もくじ

第Ⅰ部 原子炉圧力容器の中性子照射脆化
第Ⅱ部 原発全体の老朽化
第Ⅲ部 40年廃炉期限撤廃の無謀

原発老朽化問題研究会とは
2002年の東電ひび割れ隠し事件をきっかけに、原発の老朽化をテーマに設置された。意見書執筆者は、井野博満、後藤政志、小岩昌宏、青野雄太、高島武雄、上澤千尋、服部成雄、山口幸夫、である。

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