反原発へのいやがらせ全記録 ―原子力ムラの品性を嗤う

基本情報

編著 海渡雄一編
発行 明石書店
発行日 2014/1/18
定価 1,000円+税
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概要

1980年代から1990年代にかけて、全国各地で反原発運動に取り組む人たちを狙い、繰り返しおこなわれてきたいやがらせの数々。その背後には原子力ムラの存在があった――。その反倫理的活動の実態を証拠品や証言で明らかにした衝撃の一冊。

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もくじ

はじめに

01 解明する
 反原発運動へのいやがらせ 歴史と背景を分析する(西尾漠)
 犯人像と狙いを推理する(海渡雄一)
 反原発運動と原子力推進側の動き【1970年~2013年】

02 証言する
 高木仁三郎へのいやがらせ(高木久仁子)
 私の受けたいやがらせ(鮎川ゆりか/武藤類子/澤井正子/安達由起)
 実行委員会に参加していた男は公安警察だった(井上年弘)
 ○コラム 絹の森殺人事件
 スパイ活動の成果 悪意に満ちた「にやにやかるた」(西尾漠)

03 闘う
 佐藤栄佐久氏(元福島県知事)インタビュー
 原子力帝国との死闘(聞き手=海渡雄一 まとめ・撮影=木野龍逸)

 対談 西村トシ子×海渡雄一
 動燃の反原発運動対策と夫の謎の死をめぐって(まとめ=中川亮)


04 対抗する
 そして、あらたないやがらせが始まった(中川亮)
 声をあげる輪がもっと広がることを願って(千葉麗子)
 秘密保護法と公安警察(海渡雄一)

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