CNIC News 2012/02/21 原発輸出と外為法 後藤政志氏

解説 後藤政志氏(元原子炉格納容器設計技師、博士(工学) NPO APAST理事長)

「原発輸出と外為法」?どういう関係があるの、とお考えの方が多いと思います。
「外為法」の正式な名称は、外国為替及び外国貿易法。この法律は、その名のとおり外国為替と外国貿易を管理するために制定されたもので、制定当初は外国為替及び外国貿易管理法と呼ばれていました。日本は平和憲法の下、武器の輸出や核物質、核技術の移転に厳しい体制を敷いています。
そのような中で動き始めた「原発輸出」問題。政治・社会的側面でも、新たな問題が浮上しています。