活断層と原子力関連 施設の安全性―ずれによる被害の警告―

 

東洋大学 活断層研究等 渡辺満久(ManQ)先生 t.co/18e8AD4o

渡辺満久先生PDF 原子燃料サイクル施設を載せる六ヶ所断層(科学,79,182-185,2009年,共著)t.co/xWvGK61q

原子力関連施設周辺における活断層評価への疑問(科学,79,179-181,2009年)bit.ly/LS6p9w

下北半島南部における海成段丘の撓曲変形と逆断層運動(活断層研究,29,15-23,2008年,共著)bit.ly/JOFl8G

『原子力資料情報室通信』403号2008/1/1より 連載 地震と原発 原発建設における特殊な活断層評価―変動地形学の視点から[渡辺満久]bit.ly/LFyaP3

北日本放送 「富来川南岸断層、北電近く断層の調査」 bit.ly/JU9xNP

 

「浜岡原発の安全性を検証する勉強会」第5回会合

講師:渡辺満久・東洋大学教授(地形学)

テーマ:「活断層と原子力関連 施設の安全性―ずれによる被害の警告―」

超党派の国会議員有志による「浜岡原発の安全性を検証する勉強会」では、浜岡原発の安全性に係る論点について、関係者・有識者よりヒアリングを行なっております。

第5回会合では東洋大学社会学部教授の渡辺満久先生にご講演頂くことになりました。
渡辺先生は、国内外で精力的に活断層調査を行われていて、日本の原子力関連施設周辺では活断層が正しく評価されていないことを指摘されております。

浜岡原発を考える上で、活断層評価は重要なポイントであり、貴重なご提言を賜ることができることと思います。

【渡辺満久先生プロフィール】

東洋大学社会学部教授。新潟県生まれ。東京大学 理学系研究科地理学専攻博士課程修了。理学博士。
専門は地形学(変動地形学)。「新編 日本の活断層」(東大出版会)、「九州の活構造」(東大出版会)、「都市圏活断層図」(国土地理院)、「活断層地形判読-空中写真による活断層の認定」(古今書院)などを共同執筆。
国内および海外(中国・ロシア・韓国・台湾など)で活断層調査を実施。原子力の利用に関しては賛成の立場であるが、日本の原子力関連施設周辺では活断層が正しく評価されていないことを指摘。

「浜岡原発の安全性を検証する勉強会」趣旨

このたび、超党派の国会議員有志にて「浜岡原発の安全性を検証する勉強会」を立ち上げることと致しました。
2011年5月6日の政府からの要請に応じ、中部電力は2011年5月14日までに浜岡原発のすべての操業を停止しました。
その後、浜岡原発の停止問題は停止に至る経緯、再稼動の是非、検査体制、他の原発の操業に関する問題を含め国の電力供給体制、そして今後の我が国の災害対策、エネルギー政策など幅広い分野に賛否を問わず波紋を広げています。

本勉強会は、原子力発電への賛否にとらわれず、また不偏不党の超党派で中立公正かつ客観的な立場からその安全性を検証するという趣旨のもと開催することを目的としております。

本勉強会は、政府、中部電力、研究者、民間団体など関係者・機関から幅広く意見を聴取しながら参加議員の知見を高め、またその成果を集約して世に知らしめることを目標といたします。

【呼びかけ人(五十音順)】
稲見哲男(民主党)、加藤修一(公明党)、川田龍平(みんなの党)、城内実(自由民主 党)、河野太郎(自由民主党)、塩川鉄也(日本共産党)、服部良一(社会民主党)