東海再処理工場で放射性物質の汚染事故発生

東海再処理工場で放射性物質の汚染事故発生

茨城県に21日入った連絡によると、東海村の核燃料サイクル開発機構東海事業所の再処理工場で、放射性物質による汚染事故が派生した模様。放射能は外部に漏れていないが、立ち入り制限が実施されている。α線の値が上昇しており、プルトニウムやウランを含んだ廃液等が漏えいした可能性がある。

■核燃サイクル発表の概要(平成16年6月21日)

平成16年6月21日(月)13時20分頃、東海事業所再処理施設分析所の東側壁面で立入制限設定レベル(α線:4Bq/cm^2)を超える汚染(α線:555Bq/cm^2以上)が確認され、当該区域を立入制限区域とする措置がとられた。排気モニタの値は通常値。事故による従業員の被曝はない。原因については、調査中。

■核燃料サイクル開発機構ホームページ
www.jnc.go.jp/

■事故について
www.jnc.go.jp/news/press/PE2004/PE04062101/index.html

■東海再処理工場のサイト
www.jnc.go.jp/ztokai/flash.html