10/8 福島原発被ばく労災 あらかぶ裁判 第19回口頭弁論
東京電力・福島第一原発の事故収束作業や九州電力・玄海原発の定期検盃に従事し、急性骨髄性白血病を発症。「死ぬかもしれない」との恐怖から、うつ病も発症したあらかぶさん(北九州在住)は、命がけで収束作業に携わった労働者に対して使い捨てと言わさるを得ない扱いをしている東電・九電に強い怒りを感じ、2016年11月東京地裁に提訴しました。東電・九電は「原告が受けた放射線被ばくと白血病及びうつ病との間に事実的因果関係が認められない」と、国が認定した労災すら否定し続けています。
前回7月14日に行なわれた第18回口頭弁論では、原告あらかぶ弁護団より、第22準備書面が提出されました。あらかぶさんが福島第一、第二、玄海原発で働いた期間の被ばく線量は、トータル約20mSvとされています。被告東電九電は、20mSvでは因果関係を認めるに足らず、飲酒楔煙・野菜不足と同等かそれ以下のリスク、と主張してます。しかしあらかぶさんが働いた実際の現湯は、事故が起きた格納容器の蓋が伏せてあるなど大変高線量で、線量管理もずさん極まりなかったことが本人や同僚の証言からわかっています。第20~22準備書面では、作業内容や環境から詳細に割り出し積み上げて、「実際はこのくらい被ばくしているはすだ!」ということを主張してきました。(詳しくは支える会ホームページをご覧下さい)
次回第19回口頭弁論では、東電・九電がこれに反論してくるとのこと。
より一層のご注目とご支援をよろしくお顧い致します!
日 時: 2021年10月8日(金)11:00~
場 所: 東京地裁103号法廷
スケジュール:
9:45~ 署名提出行動
10:00~ 東京地裁前アピール行動
11:00~ 口頭弁論(東京地裁103号法廷)
12:00~ 報告集会(衆議院第二議員会館・多目的室)
東京地裁へのアクセス
〒100-8920 東京都千代田区霞が関1-1-4
東京メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」A1出口から徒歩1分
東京メトロ有楽町線「桜田門駅」5番出口から徒歩3分
地図→www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai/index.html
福島原発被ばく労災損害賠償裁判を支える会(あらかぶさんを支える会)
〒136-0071 東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル 5階 東京労働安全衛生センター気付
電話:090-6477-9358(中村)
E-MAIL:info@hibakurodo.net