2021/10/09

10/9 「ジャーナリズムは原発報道で責任を果たしてきたか?」原発と人権・メディア分科会

<人間・コミュニティの回復と原発のない社会を目指して>
★第5回『原発と人権』全国研究・市民交流集会=メディア分科会★
「ジャーナリズムは原発報道で責任を果たしてきたか?~~放射能惨事・これまで と これから」

日時:2021/10/09 (土) 13:00~17:00(会場参加とオンラインを併用)

会場:早稲田大学・小野記念講堂
(東京都新宿区西早稲田1-6-1  27号館 地下2階)
会場参加は50人まで。他はZoomを使ってのオンライン視聴になります。

参加費:会場参加・オンライン視聴ともに800円
Peatixを通じてお申し込み、お支払いをしてください。
またご寄付をいただける方は一口1000円でよろしくお願いします。

チケット:下記ホームページからお申込みください

「ジャーナリズムは原発報道で責任を果たしてきたか?」原発と人権・メディア分科会 | Peatix

【お断り】当日、緊急事態宣言が出ている場合は小野記念講堂での開催をとりやめ、全面的にオンライン開催にします。会場参加を申し込まれた方もその場合は自宅のパソコンなどでオンラインでご視聴ください。

【プログラム】

○映画上映、開会挨拶 コーディネーター・林勝彦さん(司会も)

元NHK、東大客員教授。3/11映画監督・制作

3/11の5月からサイト近くや飯館村に1年間通い、被ばく者100人と、広島、旧ソ連の科学者に、自カメラで放射線人体影響を聞いた映画『いのち』の一部上映

○第1部 基調報告「ジャーナリズムは原発報道で責任を果たして来たか?」

瀬川至朗さん

早稲田大学政治経済学術院教授、ジャーナリズム大学院プログラムマネージャー、元毎日新聞科学環境部長・編集局次長

論文『原発報道は大本営発表だったのか?朝・毎・読・日経の記事から探る』、著書『科学報道の真相?ジャーナリズムとメディア共同体』で、原発やSTAP細胞に触れ、現在『フェイクニュース』に取り組む瀬川教授による基調講演


コメント

桶田敦さん
大妻女子大学教授、元TBS報道局解説委員

『原子力災害報道におけるローカル局とキー局のニュースの差異』などの著述のほか、ジャーナルなTV番組『原発避難家族の挑戦』制作者によるコメント

○第2部 5人のジャーナリストらによる各論=現場と専門的な分野からの報告

★『見捨てられた被ばく者~どこへ行ったか被ばく報道』

島明美さん

福島県伊達市主婦、個人線量計データ検証と生活環境を考える協議会代表ガラスバッチ個人線量データを、市民の許諾無しに『倫理指針違反』を犯した『宮崎・早野』論文の学術的誤りを、学者と告発。論文撤回に追い込んだ事件を語る。

★『原発報道~朝日・吉田調書事件を一つの題材として』

添田孝史さん

サイエンスライター、元朝日新聞記者、国会事故調査委員会協力調査員『原発と津波?警告を葬った人々』『東電原発事故~10年であきらかになったこと』『原発裁判』の著者に、吉田調書の顛末を一つの事例として語って頂く。

★『原発作業員の現状と報道の自由~現場取材10年の闘い』

片山夏子さん

東京新聞福島特別支局長

原発事故後10年間、作業員を取材。 東京新聞で作業員が語る形の「ふくしま作業員日誌」を連載中。『ふくしま原発作業日誌?イチエフの真実、9年目の記録』 で知られる著者が語る。

★『世界の常識、日本の非常識 ?報道の欠如、論評の偏り』

満田夏花さん

国際環境FoE Japan 事務局長、原子力市民委員会座長代理

(財)地球・人間環境フォーラム主任研究員、政府系開発機関で環境審査等を歴任。3/11後、子ども・被災者支援法支援、20mSv撤回、脱原発運動に取組む国際派

★『原発の懺悔 ~メディアがキャリーした原発のウソ』

加藤就一さん

原発ジャーナリスト、元NTV・NNNドキュメント統括プロデューサー

NTV時代、10本の看板ドキュメンタリーを制作。定年後、漱石の猫に倣い、『ごめんなさい、ずっと嘘をついてきました?福島第1原発ほか原発一同』を執筆

○質疑応答
○閉会挨拶 コーディネーター・丸山重威さん

日本ジャーナリスト会議運営委員、元共同通信編集局次長、元関東学院大学教授

主催:第5回『原発と人権』全国研究・市民交流集会 メディア分科会実行委員会
共催: 早稲田大学国際情報研究センター
サイエンス映像学会
日本ジャーナリスト会議(JCJ)
原子力資料情報室

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