原子力資料情報室ウェビナー「文献調査が進む北海道寿都町から見る核ごみ政策の問題点」
2020年11月に北海道寿都町で高レベル核廃棄物処分場選定のための文献調査が開始されてから2年以上が経ちました。この間、町は賛否に別れ、コミュニティの絆は破壊されました。しかし寿都町の現状に関心のある市民は、残念ながらまだ多くはありません。そこで当室は、文献調査反対を掲げて活動をしてきた「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」の南波久共同代表をお招きしたウェビナーを企画しました。まず放射性廃棄物ワーキンググループの委員としても活動する当室スタッフの高野聡が、核ごみ政策の問題点を解説する短い発表を行います。その後、南波さんから核ごみに反対をしながら、町の分断を乗り越えようとしてきた町民の会の活動について、報告をしてもらいます。南波さんは寿都町のご出身で、東京で長年広告代理店で勤務された後、帰郷し、水産加工業を営みながら、町民の会の共同代表として活動を続けておられます。南波さんのお話を聞きながら、寿都との連帯のあり方を考える場にしたいと思います。ぜひご参加ください。
※この講座は当室の連続ウェビナー「GX基本方針を徹底検証する」の第2回として開催します。
■日時:3月18日(土) 14時~15時30分
■講師:南波 久さん(子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会・共同代表)
高野 聡(原子力資料情報室、放射性廃棄物ワーキンググループ委員)
■申込み:us02web.zoom.us/webinar/register/WN_iG0kqCYORSCDe_J6bf7KUA
■定員:500名
■参加費:無料(ご寄付歓迎 cnic.jp/support/donation)
■資料:高野の資料はこちら
■主催・お問合せ:特定非営利活動法人 原子力資料情報室 cnic@nifty.com