演劇「同郷同年」のアフタートーク
劇作家のくるみざわしん作「同郷同年」が2023年10月4日 (水)~10月9日 (月)に東京のザムザ阿佐ヶ谷で上映されます。核ゴミの最終処分場をテーマにした作品ということで、当室の高野聡が10月7日14:00の上演後のアフタートークのゲストに登場します。ぜひご参加ください!
〇上演日時:10月4日 (水)~10月9日 (月)
〇劇場:ザムザ阿佐ヶ谷
〇料金:
一般:前売4,000円/当日4,500円
学生/U25:3,000円(前売・当日共)
(全席指定・税込)
〇公演情報:こちらのサイトからご確認ください
〇タイムテーブルおよびアフタートークゲスト:
・タイムテーブル 10月04日(水) 19:00
10月05日(木) 19:00
10月06日(金) 14:00 / 19:00
10月07日(土) 14:00 / 19:00
10月08日(日) 14:00
10月09日(月・祝) 14:00
・アフタートークゲスト
6日(金)
14:00 市田真理(第五福龍丸展示館学芸員)
19:00 東憲司(劇団桟敷童子主催 劇作家・演出家)
7日(土)
14:00 高野聡(原子力資料情報室)
19:00 木村友祐(小説家)
8日(日) 14:00
青木美希(ジャーナリスト)
〇ご予約・お問い合わせ:当室ではなく劇団へお願いします
Myrtle Arts(マートルアーツ)
Tel:03‐6279‐9688
Fax:03‐6279‐9689
Mail: arts@myrtle.co.jp
〇あらすじ
ある谷あいの町…この町で同じ年に生まれた田切、谷上、中本。 放射能廃棄物処理場を巡って、住民投票がくり返されている、農業を継いでいる田切、地元の薬局を経営する谷上、電力会社に務める中本、処理場誘致反対派が大多数を超える中、3人は、町の再建をかけて処理場誘致に賛成するが、誘致は失敗。田切は農業を捨て電力会社に就職し、他府県の処理場誘致に成功し、出世する。谷上は田切と組み、薬局の新設と町への病院誘致を画策する。一方で電力会社社員だった中本は、処理場の事故をきっかけに処理場誘致に疑問を持ち、会社を退社する。野心に燃え、再び町に処理場誘致を目指す田切と谷上、誘致を止めさせようと画策する中本、見えない大きな力に翻弄され、強い絆で結ばれていたはずの同郷同年(同じ所で、同じ年に産まれた)の3人は激しく争っていく…選挙に出て政治的にのし上がろうとする田切を中本は密告するが、企みは田切に知られ阻止される、友情にも、故郷の行く末にも絶望した中本が選んだ道は‥
今回の上演では、3人の会話のみで進行する物語を、大胆な舞台表現に定評のある東氏の演出でダイナミックに展開させる。登場人物が3人で、3人とも主役である。