2013/06/30  ~ 2013/07/06

6/30・7/6 高木仁三郎市民科学基金 (高木基金)『 市民科学 研究成果発表会 』のお知らせ

6/30・7/6に、高木仁三郎市民科学基金 (高木基金)の『 市民科学 研究成果発表会 』が行われます。

原子力資料情報室からは6/30に澤井正子が『六ヶ所再処理工場からの放射能放出に関する調査研究』について、7/6に伴英幸が『ユーストリームの活用による原子力に関する科学的情報の提供』について発表します。

どうぞご参加ください。


 

 

 高木基金は、核や原子力の問題を在野の立場から批判的に研究し、2000年に亡くなった高木仁三郎の遺志によって設立され、仁三郎の遺産と、基金の主旨に共鳴する一般の方からの会費・寄付を財源として、「市民科学」を志す市民やグループの調査研究・研修を助成しています。

 この成果発表会では、2012年度に高木基金の助成を受けて実施された調査研究・研修の成果を広く一般のみなさんに報告します。

 従来から、高木基金の助成は、幅広い分野を対象としてますが、昨年度は東日本大震災による福島原発事故を受け、原発事故に関連するテーマを中心に、助成件数が従来より多くなったため、発表会を2日に分けて実施することになりました。(詳細は下記のプログラムでご確認下さい)

 ぜひ多くの方に参加していただき、研究の成果に対するご意見やご助言などをお聞かせいただくなかで、研究成果を深める場としたいと思います。 

成果発表会の開催概要

■会場・日時 2013年6月30日(日) 9:30開場 10:00開会 17:10頃閉会
              江戸東京博物館 会議室

2013年7月6日(土)  9:30開場 10:00開会 18:10頃閉会
              YMCAアジア青少年センター国際ホール

■参加費 資料代 1,000円
(資料は共通ですので、6/30の資料をお持ちいただければ、
7/6は無料でご参加いただけます。)
■申込み 資料準備のため、6月30日の発表会については、6月28日(金)までに、
7月6日の発表会については、7月4日(木)までに、E-mailかFaxで参加の お申し込みをいただけると助かります。
(当日参加も可能です。)
■連絡先 認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4階
Tel/Fax 03-3358-7064
E-mail info@takagifund.org
 
■会場案内
(クリックで
拡大します) 
6月30日(1日目) 江戸東京博物館 会議室

〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
■JR 総武線両国駅西口下車徒歩5分
■都営地下鉄大江戸線両国駅(江戸東京博物館前)A4 出口徒歩3分

7月6日(2日目) YMCAアジア青少年センター国際ホール

〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-5-5
■JR 総武線水道橋駅下車徒歩7分、御茶ノ水駅下車徒歩9分
■地下鉄神保町駅下車徒歩8分

 

タイムテーブル

グループ名・氏名をクリックすると調査研究の概要が表示されます。

 6月30日(1日目)  

9:30 開場
10:00 開会・趣旨説明
10:15 成果発表 午前の部
 
 脱原発・新しいエネルギー政策を実現させる会(eシフト)/ 吉田明子さん 
『原発事故被害への対応と脱原発への方向転換を目指す政策提言
 と社会ムーブメントづくり』
 
 六ヶ所再処理工場放出放射能測定プロジェクト / 澤井正子さん
『六ヶ所再処理工場からの放射能放出に関する調査研究』
 
 市民科学者放射線防護ネットワーク / 瀬川嘉之さん
『福島第一原発事故による放射能汚染と「低線量」被ばくによる
 健康影響を検証するプロジェクト』
 
 熱帯プランテーション問題研究会 / 飯沼佐代子さん 
『熱帯プランテーションにおける紛争と人権問題の調査研究・提言』
12:15 昼食休憩(65分)
13:15 成果発表 午後の部(前半)
 
 いわき放射能市民測定室たらちね / 鈴木 薫さん
『市民による食品・体内放射能測定と脱原発をめざす活動』
 
 福島原発震災情報連絡センター / 中山 均さん
『福島原発震災による放射能汚染被害者援護策の策定に向けた
 課題に関する調査研究』
 
 長島の自然を守る会 / 高島 美登里さん
『上関原発予定地周辺の生物多様性の解明と普及活動』
 
 泡瀬干潟を守る連絡会 / 前川盛治さん
『泡瀬干潟・浅海域での埋立工事による「濁り(SS)」「濁度(FTU)」
 の調査』
15:15 休憩
15:30 成果発表 午後の部(後半)
 
 原子力資料情報室 / 伴 英幸さん
『ユーストリームの活用による原子力に関する科学的情報の提供』
 
 チェルノブイリ救援・中部 / 池田光司さん
『福島原発事故被災地(南相馬市)における飲食物の放射能汚染の
 調査研究』
 
 情報公開クリアリングハウス / 三木由希子さん
『福島第一原子力発電所事故に関する情報公開制度を利用した
 政府の持つ一次情報の収集・分析』
17:10頃 閉会
    終了後に、会場近くにて、助成先のみなさんを囲んでの懇親会を予定しています。

 7月6日(2日目)  

9:30 開場
10:00 開会・趣旨説明
10:15 成果発表 午前の部
 
 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン / 天笠啓祐さん 
『隠れGMナタネ及び交雑種の拡大調査』
 
 高木仁三郎記念ちょうふ市民放射能測定室 / 藤川泰志さん 
『食品、土壌などの放射能調査による市民生活の安全向上と記録』
 
 たまあじさいの会 / 中西四七生さん
『日の出町処分場の放射能汚染焼却灰による環境影響調査』
 
 手塚智子さん 
『ボトムアップ型エネルギー供給システムの構築可能性に関する研究』
12:15 昼食休憩(65分)
13:15 成果発表 午後の部(前半)
 
 高知県太平洋核実験被災支援センター / 山下正寿さん
『ビキニ事件の実相と福島原発被災との関連調査・研究』
 
 せとうち市民放射能測定所 / 大塚尚幹さん
『市民放射能測定所の開設』
 
 放射能からきれいな小国を取り戻す会 / 菅野昌信さん
『空間放射線量測定と食品放射線量分析による放射能汚染実態調査』
 
 モペッ・サンクチュアリ・ネットワーク / 小泉雅弘さん
『アイヌ民族の権利回復に根ざした海と陸(おか)をつなぐ
 持続可能な地域づくりに向けての調査研究~北海道・紋別~』
15:15 休憩
15:30 成果発表 午後の部(後半)
 
 泊原発の廃炉をめざす会 / 小野有五さん 
『泊原発の廃炉を実現させるための研究』
 
 福島の子どもたちを守る会北海道 / 富塚とも子さん
『北海道における食品の放射能汚染状況の測定と分析について』
 
 市民と科学者の内部被曝問題研究会 / 矢ヶ崎克馬さん
『福島原発事故による内部被曝問題の研究と市民科学者の育成』
 
 国際環境NGO FoE Japan / 満田夏花さん
『低線量被ばく回避のための調査研究および原発事故被害者
 救済政策の形成』
 
 神奈川母乳調査ネットワーク / 入澤牧子さん
『神奈川県における乳幼児への放射能汚染の実態調査』
18:10頃 閉会
    終了後に、会場近くにて、助成先のみなさんを囲んでの懇親会を予定しています。