柏崎刈羽原発の閉鎖を訴えるリーフレットが完成
柏崎刈羽原発の閉鎖を訴えるリーフレット
去年7月の新潟県中越沖地震で、7基ある柏崎刈羽原発が全部止まったまま、まもなく8ヵ月だ。なんとか再開しようと、政府と東京電力は動いているが・・・。
2月24日に、柏崎市の柏崎産業文化会館で「これでいいんかね柏崎刈羽原発」と銘打つ集会がひらかれ、当室の山口幸夫が基調講演をした。この集会に間に合せて「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」は閉鎖を訴えるリーフレットを作成した。
内容はつぎの8点にまとめられている。
◆柏崎刈羽は原発を建設してはいけない場所だった。
◆ずさんな審査…長さ30km以上の海底活断層は分かっていた。
◆今回は奇跡的に大事故をまぬがれた。
◆大地震再発の恐れは去らず、地盤は新耐震指針にも違反している。
◆安全上重要な機器が深刻なダメージを受けた可能性がある。
◆東京電力のおこなう「設備の点検」ではすべてのダメージを調べられない。
◆東京電力のおこなう「地震応答解析」では本当のことは分からない。
◆地震と老朽化のダブルパンチ…欠陥プラントは再稼働してはならない。
カラーで4色刷り。科学的にきちんと書かれていて、しかも、とても解りやすい。石橋克彦・渡辺満久・井野博満・田中三彦さんたちの執筆。ご希望の方は原子力資料情報室まで。
※正会員、賛助会員の皆様には『原子力資料情報室通信』405号(2008/3/1発行)とともに一部を発送いたしましたのでご注文の重複にはご注意ください。
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★前書き、表紙画像は「柏崎刈羽・科学者の会」ブログからごらんいただけます
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