北海道庁のプルサーマル計画意見募集に全国から応募を!
北海道庁のプルサーマル計画意見募集に全国から応募を!
北海道電力がプルサーマル実施に関して、安全協定に基づいて道並びに地元4町村(泊村、岩内町、共和町、神恵内村)への事前協議を申し入れたのは本年4月18日だった。これに対して、北海道庁は5月16日に「プルサーマル計画に関する有識者検討会議」を設置して、もっぱらプルサーマルの安全性に絞った検討を行なってきた。すなわち、プルサーマル実施にともなう安全上の問題点を抽出し、一般からの意見を求めて問題点に追加し、これに対する北海道電力の対策を伺い、この妥当性を検討するというものだ。安全性以外の意見については、国に回答させている。
原子力資料情報室の伴は第5回の検討会議に招かれて、プルサーマルの必要性に関する検討の場を作ること、苛酷事故時の被害の大きさなどからプルサーマルへの反対意見を述べてきた。必要性を検討する場は未だ作られていない。
道の姿勢は上を向いて仕事をし、道民のための仕事をしていないとの謗りを免れない。
道は9月の第6回会合のあと、中間報告をとりまとめ、これに対して、10月3日から同月31日まで、意見募集に入っている。
● 資料はホームページからダウンロードできる。
www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/gat/ikenbosyuu.htm
是非とも、全国から応募してほしい。これは、また北海道平和フォーラムからの呼びかけでもある。