ガイドブック「危機に瀕する長島の自然 上関原発予定地および周辺の生きものたち」

ガイドブック
危機に瀕する長島の自然 上関原発予定地および周辺の生きものたち」
ガイドブック「危機に瀕する長島の自然?上関原発予定地および周辺の生きものたち?」
発行:長島の自然を守る会
頒価:500 円

透明度15mを超す澄み切った海、75%も残る自然海岸(瀬戸内海平均21.4%)、山口県熊毛郡上関町長島は、高度経済成長期の開発からまぬがれたことで、50年前の瀬戸内海の生態系が残されている奇跡的な場所です。
しかしながら、広島市に本社のある中国電力は、この長島の先端部にある田ノ浦湾を埋め立てて「上関原子力発電所」を新設しようとしています。
私たちは、生物多様性のホットスポットである長島の自然を、未来の子供たちに手渡したいと考えています。
長島・田ノ浦湾・長島の周辺海域で、これまでに確認された代表的な生きものたちをご紹介します。

監修及び写真提供/
 新井 章吾 (株)海藻研究所所長(P4, 5, 16)
 安渓 貴子 山口大学非常勤講師(P12, 15)
 飯田 知彦 九州大学大学院 鳥類・生態系研究者(P9, 13, 16)
 粕谷 俊雄 元帝京科学大学教授 鯨類研究者(P8)
 加藤  真 京都大学大学院人間・環境学研究科教授(P10)
 菊池亜希良 広島大学大学院国際協力研究科助教(P4)
 佐藤 正典 鹿児島大学理学部地球環境科学科准教授(P7, 11)
 福田  宏 岡山大学農学部総合農業科学科准教授(P6)

協 力/
 向井  宏 京都大学フィールド科学教育研究センター特任教授(P16)
 山下 博由 貝類保全研究会代表(P6)
 山田 朋彦 京都大学大学院(P10)

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長島の自然を守る会(代表 高島美登里)
 1999年9月に、上関原子力発電所建設計画の環境アセスメントの不備を追及し、予定地である山口県上関町長島の貴重な自然環境と生態系を保全することを目的に8名の有志で結成した。日本生態学会などの研究者と連携、現地調査を通してその価値を科学的に検証し、上関原発計画の中止を中国電力や各行政機関に申し入れるとともに、長島の貴重な自然を紹介する写真パネル展や、自然と共生する町づくりを目指し、スナメリウオッチング&びわ狩りツアーなどにも取り組んでいる。会員募集中。

★ブログ「長島の自然を守る会 スナメリ通信」
 http://green.ap.teacup.com/sunameri/

【会費およびカンパ先】
郵便振替口座: 01340-8-44688
加入者名:長島の自然を守る会


「上関自然の権利訴訟」原告団
 長島の自然を守る会では、中国電力が行う予定の、上関原子力発電所建設のための海面埋め立てを、山口県が許可したことに対して、許可取り消し訴訟「自然の権利訴訟」を行っており、訴訟費用にあてるためのカンパを募っている。

【カンパ振込先】
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加入者名:上関自然の権利訴訟原告団