「柏崎刈羽・科学者の会」新リーフレットNo.5が完成!
「柏崎刈羽・科学者の会」新リーフレットNo.5が完成しました。
◆発行:柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会(2010/2/1)
◆B5判20頁
◆1部100円
(原子力資料情報室にご注文いただいた場合1部100円+送料80円(10部以上は送料無料)/50部以上1部80円。100部以上のご注文は「柏崎刈羽・科学者の会」までお問合せください。)
◆目次:
-変動地形学から:佐渡海盆東縁断層をめぐる議論と活断層評価の問題点
-コラム1:基本に戻って考える
-コラム2:技術者の良心はどこへ行ったのか
-資料1:「7号機再循環ポンプモータケーシングの安全性に関する申入れ」
-資料2:原子力安全・保安院、原子力安全委員会、東京電力との意見交換の採録
-「柏崎刈羽・科学者の会」の活動報告
※原子力資料情報室正会員、賛助会員の皆様には『原子力資料情報室通信』428号(2010/2/1発行)とともに一部を発送いたしました。ご注文の重複にはご注意ください。
♪ リーフレットを読んだ武矢さんが、原発に賛成している刈村さんとかわした会話です。話題は、暮れの12月28日に7号機が、年明けの1月19日に6号機が営業運転に移行した柏崎刈羽原発についてでした。
刈村:地震から2年半もかけてずいぶん丁寧に調査と点検をやって、国でも県でも委員会審議をかさねたんだから、再開はいいんじゃないのかね。
武矢:表面的にはそんな風に見えるのかい。調査・点検・審議の中身が大事なんだよ。
刈村:でも、新聞やテレビで報道されてるじゃないか。
武矢:肝心のことが曖昧にしか報道されてないよ。ぜんぜん報道されないこともあるし。
刈村:具体的にどんなところが問題なんだ。
武矢:それを全部あげている余裕はないけど、リーフレットNo.5に書いてあるけどな、まず、もう大きな地震は来ないのか、という問題だよ。
刈村:新潟地震、中越地震、中越沖地震と起こったんだから、もう来ないだろう?
武矢:それは希望的観測だな。佐渡海盆東縁断層って聞いてるだろ。
この東洋大の渡辺満久さんの主張を読んでくれよ。東電と国が再開のために、どういう主張をしてきたか分かると思うよ。マグニチュード7.5くらいの地震の再来に備えないと安心できないんだよ。
刈村:そうか、活断層の評価をきちんとやれ、ということね。
武矢:6号機と7号機は再循環ポンプを内蔵したタイプの原子炉なんだけど、そのポンプを収めているケースの強度が心配なんだ。国と東電がほんとのことを隠している疑いがあるんだよ。
刈村:へえぇ。まさか!
武矢:そのまさかさ。「柏崎刈羽・科学者の会」と保安院・安全委員会それに東電も加わった直接のやりとりがようやく実現したんだ。その様子がこのリーフレットに載っている。だから、真実があきらかになるだろうな。
刈村:そうなのか。よく読んでみよう。
武矢:柏崎刈羽原発はもともと地盤の軟弱の場所だった。そのことを、現在の眼で疑問を投げかけたコラムもあるし、技術者の良心はどこへ行ったのか、というコラムもある。資料のパートはちょっと難しいけど、全体としてわかりやすいと思うよ。
刈村:あの会のリーフレットはいつも面倒なことが書いてあって、読みにくいぜ。
武矢:だけど、今度のは前のよりわかりやすくなっているんだ。それに、もともと原発問題は難しいところが多い。だからといって、誰かにまかせておけないだろ。
刈村:だまされたと思って読むか。再開賛成というのは、早計だったかな。
武矢:意見があったら、言ってくれ。
(どうぞ、リーフレットをご覧ください。)
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