4/24~◆チェルノブイリ・キャンペーンについて◆
チェルノブイリ・キャンペーンについて
■パーベルさんの講演予定
(東京、函館、福岡、北九州、大阪)
チェルノブイリ原発事故から25年
チェルノブイリ・キャンペーンへのご協力のお願い
世界を震撼させたチェルノブイリ原発事故から早くも25年が過ぎようとしています。25年経ったいまでも現地をはじめ周辺諸国では、事故の影響で多くの人々が苦しんでいます。チェルノブイリ原発事故はけっして過去の出来事ではなく、いまも続いています。私たちはけっして事故を忘れてはならないし、その記憶とともに事故が示した教訓をいまに活かさなければなりません。
25年前には生まれていなかった若者たちは、この過酷な事故をほとんど知らないでしょう。さらに同時代を経験した多くの大人たちさえもその事故の惨状すら忘れ去られようとしています。ヒロシマ・ナガサキと同じように20世紀の核時代の重要な負の歴史として、あらためて事故を振り返り、記憶を新たにしなければなりません。そして、いまもなお多くの人々が汚染地に暮らし続け、ヒバクの影響をいまも受け続けているが現実があります。
ヒバクシャの置かれている現状を知り、被爆国日本に住む私たちに何ができるのかをあらためて考える機会を、この事故が起こった4月26日を中心に各地でつくりたいと思っています。
つきましては、この期間にチェルノブイリ原発事故の被災者を日本にお招きし、日本の各地でその現状を報告していただき、ヒバクシャの問題や原子力の問題をクローズアップする連続講演会を行いたいと思います。
また、このキャンペーンのほかに各地で取り組まれている関連企画についてもあわせて宣伝をし、全体として大きなうねりをつくりたいとも考えています。招へいには、多くのお金がかかります。多くの方々のご賛同と費用負担のご協力をお願いいたします。
招へい期間:2011年4月22日?5月3日
招へい者:パーベル・ヴドビチェンコさん
呼びかけ団体:チェルノブイリ・キャンペーン調整委員会
(原子力資料情報室、原水爆禁止日本国民会議、日本消費者連盟、ふぇみん・婦人民主クラブ)
連絡先:03?5289?8224(原水禁)
参加賛同:個人1口 1000円
団体1口 3000円 出来るだけ複数口のご賛同をお願いいたします。
振込先(郵便振替):脱原発フォーラム 00140?0?282496
★パーベル・ヴドヴィチェンコさんのプロフィール★
パーベルさんはロシアのブリヤンスク州の汚染地域にあるノボツィプコフという街のNGO『ラディミチ ― チェルノブイリの子どもたち』国際プログラムマネージャーで創始者のひとりです。
радимичи.рф/
(旧サイト)http://old.radimichi.ru/
ノボツィプコフは土地の汚染が「15キュリー/km2以上」で、本来なら移住の対象になる地域でしたが、人口が多いので街全体の移住は不可能ということで移住せずにずっと住み続けているところです。
事故後のそこでの人々の葛藤、そのような中で汚染をかかえながらこの土地で暮らす選択をし、自分達で地域のために活動を開始。その後ドイツの医師らと提携して住民の甲状腺検診、障害者のリハビリやディサービス、若者のサークル、夏の保養キャンプ・・・と、様々な活動にNGOとして取り組んでいます。
*キュリーは放射能の単位。国際単位系ではベクレルだが、ロシアでは旧来の単位であるキュリーが用いられている(1キュリー=370億ベクレル)。
★パーベルさんの講演予定★
※講演会には逐次通訳がつきます。
東京講演
2011年4月25日(月)18時30分~
放射能汚染地に住んで25年チェルノブイリの今を語る
cnic.jp/1077
2011年4月26日(火)12:00~
院内集会:チェルノブイリから25年 いま福島原発事故を考える
cnic.jp/1081
函館講演:2011年4月28日(木)18時30分~
チェルノブィリ原発事故から25年
cnic.jp/1090
九州講演
福岡講演:2011年4月29日(金・祝日)14:00~
放射能汚染地に住んで25年 ―チェルノブイリの今、そしてこれからの日本―
cnic.jp/1082
北九州講演:2011年5月1日(日)13:00~
放射能汚染地に住んで25年 ―チェルノブイリの今、そしてこれからの日本―
cnic.jp/1082
大阪講演:2011年5月2日(月) 18:30~20:30
ロシアのチェルノブイリ高汚染値での25年 人々の暮らしと想い
cnic.jp/1094