日本原燃のアクティブ試験説明会:会場に大型バス待機

日本原燃のアクティブ試験説明会:会場に大型バス待機

 六ヶ所再処理工場のアクティブ試験に関する日本原燃の説明が、2月18?19日青森県内4ヶ所で開催された。どこの会場でも、実質的操業となるアクティブ試験によって大気中や海洋に放出される放射能の問題に質問が集中した

主な質問・意見
ー周辺の放射線量が管理目標値を上回った場合の対応は
ーなぜクリプトン85を除去しないのか、
ー(4ヶ所だけでなく)多くの地域で説明会を開くべき
 
日本原燃
ー法令の一ミリシーベルトを超えるようなら当然試験を止める
ークリプトン85やトリチウムの保管技術がないので、排気塔を高くして全量放出し拡散・希釈させる

岩手県からの参加者は、岩手県沖合の三陸の海が汚染されるので不安であり、岩手県で説明会を開いてほしいと要望。兒島社長は「要望があれば対応したい」と答えた。

 報道によれば説明会に参加したのは2日間でのべ680人とされているが、大型バス5台が待機していた会場もあり、一般の県民の参加が本当にどれくらいあったのか、疑問が残る。

■関連情報
【核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会(代表:平野良一、鹿内博)】
hankakunen.blogdns.net/
【東奥日報】
www.toonippo.co.jp/kikaku/kakunen/new2006/0219_1.html
www.toonippo.co.jp/kikaku/kakunen/new2006/0220_1.html
【デーリー東北】
www.daily-tohoku.co.jp/kakunen/news2006/kn060219a.htm
www.daily-tohoku.co.jp/kakunen/news2006/kn060220a.htm
【日本原燃】「アクティブ試験に関する説明会の開催について」
www.jnfl.co.jp/press/pressj2005/pr060214-1.html