7/26 ALPS 処理水(トリチウム汚染水)海洋放出の問題点に関する政府交渉
本年4月13日、政府は「廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚等会議」において、「ALPS 処理水の処分に関する基本方針」を決定し、「2年程度後に ALPS 処理水の海洋放出を開始することを目途に、具体的な放出等の準備を進める」ことを東京電力に求めました。私たちは、ALPS 処理水(トリチウム汚染水)の海洋放出の問題点について、昨年7月3日、10月5日、12月11日の3回にわたり、関係省庁に質問書を送り、海洋放出の決定をしないように求めて交渉を行なってきましたが、政府からは納得できるご回答のないまま、このような方針決定がなさたことを非常に残念に思います。また、方針決定の当日になって、4000件を超えるパブコメに対する「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する書面での意見募集結果について」が公表されましたが、この報告の「御意見に対する考え方」においても、国民の理解の得られる政府の回答は示されていません。
今回、改めて、ALPS 処理水(トリチウム汚染水)の海洋放出の問題点に関する質問書(7月13日付)を、「多核種除去設備等処理水の取扱いに関する書面での意見募集結果について」を作成された「廃炉・汚染水・処理水対策チーム」及び、その上位にある「原子力災害対策本部」に対して提出しました。7月26日に下記の通り、政府交渉をおこないます。
日 時: 7月26日(月)13時30分~15時30分
会 場: 参議院議員会館 B109会議室
※当日は、zoomを使用してオンラインでの中継をおこないます。参加をご希望の方は、下記のメールにご連絡ください。
原子力資料情報室 片岡 遼平 kataoka@cnic.jp
【資料】
・質問書
主催団体:
脱原発福島県民会議、双葉地方原発反対同盟、原水爆禁止日本国民会議、原子力資料情報室、全国被爆2世団体連絡協議会、原発はごめんだ!ヒロシマ市民の会、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西、ヒバク反対キャンペーン
連絡先:
原子力資料情報室 担当(片岡遼平)kataoka@cnic.jp
ヒバク反対キャンペーン 担当(振津かつみ)Tel:090-3941-6612