汚染水を海に流すな!理解と合意なき海洋放出設備工事の6月着工中止を求める!アクション
理解と合意なき海洋放出設備工事の6月着工中止を求める!アクションふるさとの海、日本の海、世界の海を放射能でこれ以上汚してはなりません。東京電力は、原子力規制委員会による「ALPS処理水」海洋放出の実施計画の審査が終り、審査書案のパブリックコメント実施後、原子力規制委員会が認可し、福島県、大熊町、双葉町が「事前了解願い」に同意すれば、6月着工を実行するとしています。政府と東京電力に対し、「関係者の理解なしにいかなる処分も行わない」とする文書約束を守り、理解と合意のない海洋放出設備工事の6月着工の中止を求めるアクションに、ともに立ち上がりましょう。1年後の放出を止めるために、反対の声を、全国、世界に広げましょう。
●行動予定
▋東京行動 5月13日(金)
規制庁、東京電力本社への申し入れ行動
10:00:原子力規制庁―変更申請の不認可の申し入れ (衆議院第1議員会館第5会議室)11:30:東京電力本社―6月着工中止の申し入れ、スタンディング(東京都千代田区内幸町1丁目1番3号)
▋福島行動 5月25日(水)
福島県庁、東京電力福島復興本社福島分室への申し入れ行動
9:30:東京電力福島復興本社福島分室―6月着工中止の申し入れ、スタンディング
10:30:福島県庁―事前了解願いの不同意の申し入れ、スタンディング
11:30 記者会見(福島県庁記者クラブ)
「政府と東電は、福島の復興のため丁寧に説明を続ける、と言いながら海洋放出の準備を進めようとしています。流されようとしているものは1度流してしまったら取り返しがつかないものです。その中にどのようなものが含まれ、どれだけの量がいつまで流され、どんな風に広がって流れ、どんな影響が出るのか、情報は不十分なまま海底トンネルを使って放出する計画を進め、漁業者向けの補償や魚類の生育実験の話を出して、影響を矮小化させる動きも見られます。それで人々の安心は本当に得られるのでしょうか。」
「事故後に感じた放射能への恐れ、とは別の、国と東電への不信感が私たち市民を苦しめていると感じます。」
「今も、海の景色は事故前と変わらずゆったりと私たちのそばにあり、人々は少しでも健康に日常を暮らし、子供を育てたいと願って生きています。それは世界中のどの場所でも共通の思いです。その大切な日常を守るために、私たちは声を上げ続けます。」
(4・13海洋放出政府決定から一年、これ以上海を汚すな! アピールより)
これ以上海を汚すな!市民会議