もっかい事故調オンラインセミナー「原発再稼働・寿命延長に異議あり!(第3回)」
[パート1]
報告:澤井正子(元原子力資料情報室・核燃料サイクル問題担当)
「放射性廃棄物問題は全部先送り?(その2)」
原発の再稼働、運転延長によって、放射性廃棄物対策はより多くの問題を抱え込む。
すでに、核燃料の高濃縮(〜5%)、高燃焼度運転が進み、放射能量が増加しています。
六ヶ所再処理工場の稼働遅延のため、発生する使用済み燃料は行き場を失っています。
そのため各原発サイトでは、プールのリラッキング、乾式の中間貯蔵施設の建設など、
貯蔵量増強が行われていますが、先行きは不透明です。
一方、すでに23機の原子炉(含もんじゅ・ふげん)が「廃炉」体制に入っていますが、
95%以上の放射性廃棄物が、「放射性廃棄物でない廃棄物」として一般産廃並みに
リサイクルされ、私たちの生活に紛れ込もうとしています。
そして、福島第一原発のサイトでは、高レベル放射能汚染水から発生するスラッジ問題、
汚染水の放出問題、膨大な中間貯蔵廃棄物など、事故の復旧作業によって発生する
多種多様、大量の放射性廃棄物の存在が大きな問題となっています。
「原発のゴミ」対策は、高レベル放射性廃棄物の最終処分場も含めてほとんど何も決まっていません。
[パート2]
ディスカッション:
田中三彦、小倉志郎(元原発技術者)、後藤政志(元原発技術者)
渡辺敦雄(元原発技術者)、伊東良徳(弁護士・柏崎原発訴訟弁護団)
上澤千尋(原子力資料情報室・原発事故担当)
武本和幸(新潟県刈羽村原発)、澤井正子
(進行の都合上、構成等変更の可能性があります)
❖日時:2023年2月17日(金)19:00〜21:00
❖Youtube視聴アドレス:(申込みの必要はありません)
youtube.com/live/EU1dquBvH44?feature=share
❖参加費:無料
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❖もっかい事故調オンラインセミナーに関する問い合わせ先❖
mokkai.jikocho@gmail.com
090-4422-5394 (担当:澤井)