北陸電力が公表した臨界事故当時(1999年6月18日)の志賀1号炉の運転記録

北陸電力が社民党調査団(団長:福島瑞穂党首)の求めに応じて公表した臨界事故当時(1999年6月18日)の志賀1号炉の運転記録を入手しましたので,下記に掲載します.

事故直後の引継日誌(100kB)
(ただ「原子炉停止中」とだけ書かれ,異常があったことが記録されていない.)

アラームやモニタ類の作動状況を示すシークエンス(340kB)
(各行の1列目の6桁の数字は時分秒をあらわしている.1999年6月18日午前2時11分29秒から2時33分00秒までの記録が記されている.SRMは中性子源領域モニタ[※3月30日訂正],IRMは中間領域モニタ(1%出力まで)のことを示し,どちらも原子炉内の中性子の量を監視するための装置.中性子モニタ類が振り切れ,アラームが鳴り,原子炉の自動停止信号が発信している.挿入状況が確認できない制御棒が「ドリフト」と記されている.)

燃料配置図と落下した制御棒の位置(148kB)
(落下した制御棒のまわりには,新燃料4体,1サイクル使用の燃料3体など,比較的若い燃料集合体があつまっていた.)

炉内中性子束モニタの記録(中間領域モニタ(A)(B)(E)と平均出力モニタ(B))(268kB)

炉内中性子束モニタの記録(中間領域モニタ(C)(D)(F)と平均出力モニタ(C))(240kB)

炉内中性子束モニタの記録(中性子源領域モニタ(A)(B)(152kB)