阻止ネット学習会「ALPS処理水学習会とフクシマの今」
当室の伴英幸が、「六ケ所再処理工場に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」(略称:阻止ネット)の学習会に登壇します。「福島第一原発の廃炉の現状と困難」というテーマで講演します。ぜひご参加ください。以下、主催者の広報文です。
東日本大震災による津波を受け事故を起こした「東京電力福島第一原発」は、事故後、放射能に汚染された地下水や雨水を大量に保管することとなりました。市民団体からは、長期間の保存に耐えられるよう大型貯蔵庫やモルタル固化が提案されましたが、充分なコミュニケーションが行われないまま、政府と東京電力は2023年8月24日から30年かけて「充分に希釈して」福島県沖への放出を開始しました。ALPSでの処理水とはいえトリチウム等の放射性物質を含む可能性が指摘されています。そもそも事故原発からの排水には何が含まれるのか、充分に解明されているわけではありません。今回は講師二人をお招きし、専門的な立場からの見解と、原発事故の被害者支援運動を続けてこられた現場からのお話を伺い、今後の脱原発運動を推進する機会にしたいと思います。
〇日時:2月29日(木)14:00~16:00
〇形式:オンライン (申し込み者に接続アドレスをお知らせします)
〇申し込み:2月28日(水)までに、参加登録用のお名前を添えてcnic@nifty.com までお申込みください。タイトルに「阻止ネット学習会」と明記してください。申し込み者に接続アドレスをお知らせします。(担当:伴英幸)
〇プログラム
14:00~14:05 開会挨拶、主旨説明、講師紹介
14:05~14:55 汚染水の海洋放出とフクシマの心
講師:武藤類子さん(原発事故被害者団体連絡会代表)
14:55~15:00 休憩
15:00~15:30 福島第一原発の廃炉の現状と困難
講師:伴英幸(原子力資料情報室共同代表)
15:30~15:55 質疑応答
15:55~16:00 閉会挨拶、アンケート協力
〇主催:六ケ所再処理工場に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク(阻止ネット)