2007/06/06

原子力安全・保安院ヒヤリング[2007/6/6]【終】

【終】

六ヶ所再処理工場の耐震設計ミスの問題について、下記のように原子力安全・保安院ヒヤリングが行われます。
市民も同席可能ですので、出席ご希望の方は、原子力資料情報室(永井・澤井)あてご連絡をお願いします。
e-mail:cnic[アットマーク]nifty.com
TEL:03-3357-3800

【原子力安全保安院ヒヤリング】

6月6日(水)参議院議員会館第2会議室

14:00 ~     集合
14:30~ 16:00 原子力安全保安院ヒヤリング

出席:福島瑞穂、近藤正道他(予定)

【質問事項】

六ヶ所再処理工場の耐震計算ミスの問題について質問する。

1.今回の設計ミスが発生した経緯について、日本原燃、日立製作所、下請け会社、孫請け会社の関連、日時を含めて、説明してください。

2.この問題は、11年間にわたって隠ぺいされてきました。設計ミス問題が明らかになった経緯を、日時を含めて説明してください。

3.六ヶ所再処理工場では、「燃料プール大規模漏えい事故」、「ガラス固化体貯蔵建屋B棟の崩壊熱除去の解析ミス」等、これまでにも問題が発生するたび 
に「総点検」を繰り返してきた。これらの「総点検」で、なぜ今回の「設計ミス」が発見できなかったのか。これは日本原燃の点検制度、姿勢の問題なのか、 
保安院の審査体制の問題なのか。

4.「ガラス固化体貯蔵建屋B棟の崩壊熱除去の解析ミス」や、その後の解析コード「NASTRANの不具合事象」(2005年9月)など、解析コードに 
関連する点検が行われたが、それはどのように実施されたのか。詳細に説明してください。

5.六ヶ所再処理工場のプールの大規模漏えい事故以来、保安院は「品質保証の総点検検討会」等を設置するなどしてきた。しかし「検討会」設置後も、品質 
保証ミスは絶えず起きている。現行の「検討会」の体制、能力に限界があるのではないか。

6.保安院は、設計ミスを設工認審査で見抜けなかった。この問題をどう考えているのか。事業者に任せていては、今後も見抜けない可能性が大きい。