7/16 原子力資料情報室 第93回公開研究会 原発はなぜ老朽化するのか
原子力資料情報室 第93回公開研究会 原発はなぜ老朽化するのか
■ 日時:2016年7月16日(土)13:30 ~16:30
■ お話:小岩昌宏さん(京都大学名誉教授 )
■ 会場:連合会館 5階501 号室
(千代田区神駿河台 3-2-11)
■ 資料代
1,000 円(予約不要)
“原子力発電所は40年で閉じるものとする。一度だけ、20年の寿命延長を認めるが、これは極めて例外的な措置である。”このルールが危うくなっています。
国は、この6月20日に寿命41年の高浜原発1号機、40年の2号機の20年延長を認めました。
しかし、その審査の内容にもプロセスにも、いくつもの問題点が残りました。長年にわたって中性子をあびて原子炉がもろくなっているのではないか、心配です。
公開研究会では、原発に使われるさまざまな金属材料と特質について、原子炉圧力容器は中性子を浴びるとなぜ劣化するのだろうか、寿命延長は、どういう危険をもたらすのだろうか、などについて語っていただく予定です。
この分野になじみのうすい市民のみなさんのご参加を歓迎します。
■ 講師:小岩昌宏さん
東京大学工学部冶金学科出身、金属材料物性学専攻、工学博士、京都大学名誉教授。
2008年から「新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」の「設備健全性、耐震安全性に関する小委員会」委員を務める。
東北大学金属材料研究所教授、日本金属学会会長などを歴任。
■ 主催・お問合せ
特定非営利活動法人 原子力資料情報室
〒162-0065 新宿区住吉町8-5 曙橋コーポ2 階B TEL.03-3357-3800 FAX.03-3357-3801 cnic@nifty.com