柏崎刈羽原発再開してはいけない20のQ&A

柏崎刈羽原発再開してはいけない20のQ&Aが完成しました。ダウンロードしてご活用ください。

柏崎刈羽原発再開してはいけない20のQ&A
www.m-kondo.jp/KK-QandA-R4.pdf

追加版21番目のQ&A
www.m-kondo.jp/KK-QandA-add-21th.pdf

2007 年7 月、新潟県柏崎刈羽原発は想定をはるかに超える地震に見舞われ、設備や機器は至るところで大きく歪み、破損し、火災事故まで起きました。極めて危険な状況の中でかろうじて停止しましたが、放射能は3 日間も周辺環境に漏れていました。
その後、東京電力の検査・修繕作業、新潟県や国の機関での検証や審査が進み、国の機関である原子力安全・保安院や原子力安全委員会は7 号機の再開に向けた起動試験の実施を認める姿勢を明確にしました。
しかし、県民の安全に直接責任を持つ新潟県が設置した技術委員会では、独自の立場から慎重な審議が重ねられ、専門家の間で活発な論議が闘わされ、断層・地盤や設備・機器の安全性に関する結論は今なお出されていません。
電力会社の利害や原子力行政の立場から無縁ではない国の機関の見解を、私たちは簡単に受け入れることはできません。原発の間近で暮らす私たちにとって、針の先ほどの危険性も残したくはないのです。県の技術委員会での報告や議論には、まだなお多くの未解決な問題や疑問が残されています。これらが解明されるまで、徹底的な議論や調査、検証が重ねられるべきです。
そこで今回、これらの疑問や問題点を解説したQ&A を作成しました。Q&A の内容については、近藤正道・参議院議員が原子力資料情報室の上澤千尋氏と中山均・前新潟市議や多くの関係者の協力や助言を得て、わかりやすい表現となるよう、何度もやりとりを重ねながら作り上げたものです。御活用いただければ幸いです。

「はじめに」より

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