新刊『あなたの街を通るプルトニウム輸送』
『あなたの街を通るプルトニウム輸送』
制作:反原発運動全国連絡会
発行:原子力発電に反対する福井県民会議/原水爆禁止日本国民会議/原子力資料情報室/ストップ・ザ・もんじゅ/反原発運動全国連絡会
定価:200円+送料
A5版23項
※原子力資料情報室会員・賛助会員の皆様には『原子力資料情報室通信』419号(5月号)に同封し、発送済です。ご注文の際は重複にご注意ください。
もんじゅ燃料輸送 ドキュメント
茨城県東海村にある「日本原子力研究開発機構」の東海研究開発センター核燃料サイクル工学研究所を危険な核燃料を積んだトラックが出発しました。常磐道から首都高速、東名、名神、北陸道と高速道路を経由し、敦賀インターから一般道を走るルートの目的地は高速増殖炉「もんじゅ」です。ルートは約六二〇キロにも及びますが、途中、三か所のサービスエリアで休憩を取り、おおむね十四時間ほどかけて「もんじゅ」に到着します。
二〇〇八年五月十五?十六日に行われた輸送は、一九九五年十一月以来、約十三年ぶりでした。しかし、その後、七月十七?十八日、十二月十六日にも輸送は行われ、今後も頻繁な輸送が予想されています。
深夜、一般車に囲まれながら走行するトラックは、前後に輸送会社(日立物流)のワゴン車が付き、さらにその前後をパトカーが警備していますが、隊列の途中に一般車が知らずに割り込むこともしばしばです。トラックの横と後ろに取り付けられている一辺二十五センチの標識に書かれている放射能マークと「放射性 この車両に近づかないこと」の文字は近づかないと読むことさえできないからです。
あなたの住んでいる街も核燃料輸送のルートにあたる原子力の現地かもしれません。安全、安心のためにどうすればよいのか? 一緒に考えてみたいと思います。
《内容》
・もんじゅ燃料輸送 ドキュメント
・もんじゅのプルトニウム燃料
・輸送容器の安全性は?
・どんな事故の可能性があるか
・事故時の通報基準は原子力防災計画は有効か
・消防マニュアルでの対応
・輸送情報の隠蔽と核物質防護
・そもそも「もんじゅ」とは
・もんじゅ運転再開の資格なし
・地震への備えは?
・プルトニウムはやっかいもの
・それでもまだプルトニウムを取り出すのか
・プルトニウム輸送を止めるためのアクションプラン
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